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森川ジョージ氏、「ガンダム」最新作への「すごい違和感」投稿に反響


漫画家の森川ジョージ氏が日本テレビ系で放送中のアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」について、SNSで感想を述べた。このアニメは、「ガンダム」シリーズの新作で、スペース・コロニーの女子高生を中心に展開される。森川氏は、現代的な要素が多く含まれていることに違和感を感じるとしつつ、それが意図的であると理解し楽しんでいることを語った。反響を受け、作り手としての視点を持ちつつも作品を純粋に楽しむ姿勢を強調した。さらにSF作家の高千穂遙氏もこの意見に賛同し、未来的なデザインには限界があるとの考えを示した。

森川ジョージ氏(2019年撮影)

「はじめの一歩」などで知られる漫画家、森川ジョージ氏が16日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。今月から日本テレビ系で放送中のアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」についての投稿が反響を呼んでいる。

同アニメは「ガンダム」シリーズの最新作で、スペース・コロニーで暮らす女子高生アマテ・ユズリハが難民の少女ニャアンとの出会いをきっかけに、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれるというストーリー。「初代ー」から設定が大幅に変更されたことでも話題となっている。

森川氏は15日の投稿で第1話を視聴したことを報告し、「凄い違和感だった。スマホとか改札口とかまるで今僕らがいる現代だよね。宇宙世紀のはずなのに。この先どうなるんだろうね」と率直な感想をポツリ。この投稿は16日午前9時30分現在までに閲覧回数が225万件を超え、様々な意見が寄せられた。

森川氏は反響を受け、「このポストで僕がいちゃもんつけているように感じた人がいるみたいだけど違うからね。スマホ改札口電線電柱で感じる違和感は間違いなく狙ってやっていると思うの。あれだけ優秀なスタッフがやっていることだから『なんとなく』はないと思う。それがどういう意図なのか楽しみなの」と投稿の真意を説明。「なんとなく、でもいいけどね。自分も作り手だけど『自分ならこうする』とか思いながら観るのは苦手。純粋に楽しんでいるよ。誰かの宝物をわざわざ公の場でいちゃもんつけるようなことしないよ」との思いをつづった。

一連の投稿に、SFアニメーションスタジオ「スタジオぬえ」を主催するSF作家の高千穂遙氏も「ちょっと失礼します。SF作家をやってますから、その違和感は、すごくよくわかります」と反応。「でも、いくら未来的にデザインしてもだめなんですよ。必ず外れます。いい例が衣装デザイン。むかしは21世紀等の未来を描くと、全身ぴちぴちタイツとかそういうのを着せていたんですが、まったくそうならなかった。結局、絵的には、いまの服装やテクノロジーをちょいとアレンジしたあたりがちょうどいいんです。作品の賞味期限も50年程度ですし。それ以上は、どんなに未来的に描いても、古びます。なので、いまはわざわざすごく未来的にはしません。いまの視聴者に馴染みのあるデザイン、テクノロジーを狙います」などと説明した。

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