
俳優加藤諒(35)が14日、都内で映画「はたらく細胞」(武内英樹監督)デジタル配信/ブルーレイ&DVDリリース決定記念イベントに出席した。
人間の細胞を擬人化した斬新な設定で人気となり、テレビアニメ化もされた同名漫画の実写映画。昨年12月に公開し、初登場から4週連続1位、興行収入63億円突破の大ヒットを記録した。
加藤は、不摂生な生活を送る漆崎茂(阿部サダヲ)の体内で働く先輩赤血球を演じた。役が決まった当時を振り返り、「血を抜くときに自分の血を見ながら『僕この役やるんだな…こういうことね』と思った」と笑いを誘った。続けて「こんなに小さい世界のことをやるんだな、体内ではすごく壮大なことが起きているんだな、と想像力を働かせながら役作りしました」と語った。
今年35歳を迎える。司会者から、35歳は人間ドック推奨年齢ともされている、と説明されると、加藤は「35歳と言っていいのだろうか」と苦笑いしつつ「30超えてから、踊っていると『体重いな』とか『体力的にしんどいな』と思うことが増えた。人間ドックにも行きたいと思います」と明かした。
健康に気を使いはじめたといい、「最近はジムに通ったり、十割そばみたいな“低GI食品”(糖質の吸収が穏やかな食品)を食べたりしている」と明かした。さらに「この間ジムに行ったら、偶然(SEKAI NO OWARIの)Fukaseくんがいて、『元気~?』ってお話をしました」とうれしそうに語った。