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久本雅美、アドリブやギャグを「封印です」 石井ふく子さん演出舞台に「新しい世界に飛び込む」


舞台「花嫁~娘からの花束~」の取材会が東京都内で行われました。この作品は向田邦子の脚本で、夫を亡くした母に縁談が持ち込まれる物語です。演出は98歳の石井ふく子さんが担当し、主演は66歳の久本雅美さんが務めます。久本さんはアドリブを封印し、新たな挑戦に意欲を見せています。共同作業に対し石井さんは「心があるかどうかが一番大事」とコメントしました。共演の羽場裕一さんや、10歳から石井さんの舞台に出演している小林綾子さんも作品への感銘を語り、特に心の通った演出を評価しています。舞台は6月1日から24日まで三越劇場で公演予定です。

舞台「花嫁~娘からの花束~」の取材会に出席した、右から石井ふく子、羽場裕一、久本雅美、小林綾子、丹羽貞仁(撮影・千葉一成)

石井ふく子さん(98)が演出を手がけ、久本雅美(66)が主演する舞台「花嫁~娘からの花束~」(6月1~24日、東京・三越劇場)の取材会が14日、都内で行われた。向田邦子さん作で、夫を亡くし七回忌を迎えた母に縁談が持ち込まれる物語。これまで、何度も舞台やドラマになってきた。

石井さんは、初めて一緒に仕事をする久本について「1度お会いして、家に来てもらって、本を読んでもらって、いいなと思いました。大丈夫だと思いました」と話し、芝居や作品全体について「心があるかどうかが一番大事。ただせりふを言っているだけではだめ」とした。

久本は、アドリブやギャグを「封印です」と宣言し「私の中でもものすごい挑戦です。どう演じたらいいのか分からないんですけど、新たな世界を教えていただけるので、しっかり飛び込んでいきたい」と話した。

共演の羽場裕一は、作品について「台本を読ませていただいた時は、途中から涙腺がゆるみはじめて、ぽろぽろ泣いていました。お芝居の台本に流れる空気感、やわらかくて、なつかしくて、真心が行きかっている」と語った。

10歳のころから数々の作品で石井さんの演出を受けてきた小林綾子は「先生のお芝居の演出の魅力は、とても心を大事にされること。もっと気持ちで、もっと気持ちでとおっしゃる。演出されるお芝居には温かいものがずっと通ってる」とした。ほか丹羽貞仁も出席。

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