
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(59)が13日、日本テレビ系「一茂×かまいたち ゲンバ」(日曜午前10時25分)に出演。東京・日本橋の街歩きロケで、自身が目指す生き方と同じモットーを持つ、日本を代表するベーカリーシェフと意気投合した。
日本橋で、かつて銀行だった建物をリノベーションして複合店舗ビルにしたベーカリーを訪ねた。「何か食べようよ」と一茂の提案で、一番人気の揚げたてカレーパンを食べ絶賛。イタリアで開催されたパンの世界大会で日本代表となったシェフに案内してもらった。
カレーパン以外をリクエストした一茂にシェフが勧めたのはスコーン。一茂は「スコーン、あんまり好きじゃねえんだよな」とぼやいたが、シェフから「普通のスコーンと違ってクロワッサンのように折り込みをしているので、周りがザクザクとしていて…」と説明され、しぶしぶ「おいしい? じゃ食べてみるか」と挑戦した。
一茂は「”あんまり好きじゃない”って”フリ”じゃないからね」と食べる前に予防線を張った。しかし、ひと口食べて「あー、おいしいね。このサクサク感がずっとくるから…」と味に満足して笑顔になった。
一茂の好感触にシェフは「固定概念にとらわれないという作り方をしているので、ちょっと違うテイスト」と解説すると、すかさず一茂は「固定概念にとらわれない…オレもそういうモットーで生きている。ちょっとそこ、あんまマネしないで」と、よく分からないクギの刺し方をして笑いを誘った。