
SUPER EIGHTの村上信五(43)が12日放送のカンテレ「ウラマヨ!」(土曜午後1時=関西ローカル)に出演。メンバーとの関係の変化について語った。
SUPER EIGHTは関西ジャニーズJr.(当時)内のグループとして結成し、2004年に「関ジャニ∞」としてメジャーデビュー。
その後、2006年に内博貴、2018年に渋谷すばる、2019年に錦戸亮が脱退し、現在は5人体制で活動している。
過去にメンバー内で摩擦があったかを聞かれると、「ありましたよ」と即答。「ドラマ、映画が先に決まっていってるやつの方が…何となくですよ? 口には出ないけど、グループ内ヒエラルキーが…。やっぱり一番忙しいやつに合わせないとあかんから。リハも、コンサートとかも、そいつ待ちになるわけですよ」と振り返った。
「当然『セリフ覚えなあかん』とか、クタクタですし。前まではみんな同じ仕事量で、みんな同じスケジュールで動いていたところが、ちょっとギクシャクする時期が出てきて…」
メンバーそれぞれに個々の活動が増えるにしたがって、気まずくなったことを明かした。
さらに「一番しんどかった時期」については「5人になった時。(脱退が)レンチャンやったんで。7人の時代が長くって、すばる君が抜けて6人体制で『よしここから仕切り直しや』って言ってた1年後に、錦戸君が『自分でやりたい』と。すばる君もそうやったから、引き留めるわけにはいかない」
2年続けてメンバーが減った時期に言及した。
「『よし分かった。行ってこい』ってなって、はて(5人が)残ったはいいけど、メインボーカルが2人抜けてもうた。そうすると、『これ、できんのか?』っていうことと…楽曲が成立するかどうかと、それをお客さんが許してくれるのか、っていうこととかもあった時が…。(グループでの活動を)やめるか、やめへんかも含めてでしたけど、ありましたよ。グループ続けるか続けへんか」
当時の思いを打ち明けた。さらに「その後は、(危機が)もう1回来たのは、名前を変える時ですね。改名の時は…」と、24年にグループ名を変更した際にも危機があった事に触れた。
また、現在については「今、一番メンバー好きですね。いろいろ乗り越えて、この名前で良かったし、この5人で諦めずにやって良かった」と笑顔。
「一番、ファンが辛かったであろう時間を耐えて、乗り越えてくれたっていうのが実感できた。『しんどいから休もうぜ、辞めようぜ』って言えへんな、と。70代のおじいちゃんおばあちゃんとかが(応援用の)うちわを作ってくれて、『70代エイターやけど応援していい?』とか。『14年ぶりに娘と来ました』とかって(メッセージを)見てたら、もういろいろと刺さるものが多すぎて…」
ファンへの感謝の思いも率直に口にし、改めて「この5人じゃなかったら、乗り越えられなかったやろうなっていうのも含めて、今一番(メンバーが)好きですね」と話していた。