
「はなちゃんのみそ汁」で知られる、作家の安武信吾(61)氏が11日までに自身のブログを更新。女優広末涼子容疑者(44)と自身らの関係を明かした。
「はなちゃんのみそ汁」は33歳にしてがんで亡くなった安武氏の妻、千恵さんと娘はなさんの実話を記したエッセー。映画化もされ、千恵さんを広末容疑者が演じている。
安武氏は「昨年のクリスマスイブ。広島旅行中の娘から、僕に画像が送られてきた。その画像には、ある女性からのメッセージが綴られていた」と前置きし「メリークリスマス はな!広島デート楽しんでね。楽しいホリデーを!! FROM りょうこ 差出人は、俳優の広末涼子さん」と広末容疑者からのメッセージを明かした。
「映画『はなちゃんのみそ汁』で、亡き妻千恵の役を演じた彼女は、幼くして母を亡くした娘の成長をずっと気にかけてくれていた」とし「娘の人生の節目には、いつも、心のこもったプレゼントを贈ってくれた。曲げわっぱの弁当箱、娘の名前を糸で縫った弁当包み、おそろいのアクセサリーなど。思春期を迎えた娘の相談相手にもなってくれた」と広末容疑者の心遣いを思った。
「何よりも娘が喜んでいたのは、広末さんが『はな』と呼び捨てにしてくれること。『はな、私でよければママと思っていいからね』。大切な家族を亡くし、悲嘆に暮れていた僕たち親子は、彼女にどれだけ救ってもらっただろうか」と広末容疑者が自身らの支えになったと吐露した。
「ここ数日間、SNSなどでは、広末さんの話題であふれ返っている。傷害の疑いで、現行犯逮捕された。警察発表が事実ならば、弁解の余地はない。社会的批判も避けられないだろう」と広末容疑者の起こした事件に思いをはせ「先月、音楽イベント(中止が決定)の取材兼打ち合わせのため、彼女とはオンラインで顔を合わせたばかりだった。対話を通しては順調そうに見えた。一体、何があったのか。さまざまな憶測が流れる中、『広末さん、どうしちゃったんだろう』と、娘も心配している。連絡の取りようがない状況の今、捜査の進展を見守るしかない」ともどかしい思いを明かした。
「妻の祭壇に手を合わせ、娘と祈る。仕事もプライベートも、いつも全力だった広末さん。どうか、子どもたちと穏やかに暮らせる日が戻ってきますように」と願いを記し「『他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる』のだから」と投稿を結んだ。