
タレント三宅健(45)が9日、映画「アマチュア」(ジェームズ・ホーズ監督、11日公開)のジャパンプレミアにスペシャルゲストとして参加した。
同作は、戦闘や暗殺については素人のCIA職員の男が、殺された妻の復讐(ふくしゅう)に乗り出すアクションサスペンス。ラミ・マレック(43)が内気な性格で愛妻家のチャーリー・ヘラー、レイチェル・ブロズナハン(34)が妻のサラを演じる。ラミは7年ぶり2度目、2人は初来日。
三宅は3人に花束を贈呈すると、「え~、この作品に出演は、しておりません」と話し会場を笑わせた。ラミに「ボヘミアン・ラプソディーが好きで、映画館で2回見た」と告げると、ラミが思わず「に、2回か…」と苦笑いするシーンもあった。
映画「アマチュア」の感想を「頭脳でテロに挑むのが、スパイ映画として斬新」とした。「以前、ある女優に“知識は目に宿る”と教わった。チャーリーの目にそれを感じた」と称賛すると、「ハラハラドキドキの2時間5分だった」と感想を述べた。これにラミは「完璧! 最高の感想」とし、「PRツアーを最初から一緒に行けば良かった」と最大級の賛辞を返した。
三宅は、ラミ演じるチャーリーの特技がパズルであることから、日本の伝統的なパズルでもある寄木細工好の宝箱をラミにプレゼント。これは、73回動かすことで開くもの。受け取ったラミはじっと観察すると、「洗練されていて、美しい技の極みを感じる」と感想を述べ、「ここから始めようかなは見つけた」とチャーリーを思わせる頭脳派を感じさせた。