武田鉄矢（75）が9日、3月31日から始まったフジテレビ系新番組「サン!シャイン」（月～金曜午前8時14分）にスペシャルキャスターとして出演。武田鉄矢が伝えたいこと・教訓を「カンペ」で伝えていくコーナー「教えて サン！八先生」で「私たちは弱いニュース番組を目指す」と発言し、MC谷原章介が、やや困惑した様子を見せる一幕があった。
武田は、豊橋技術科学大の岡田美智男教授氏が研究する「弱いロボット」に言及。「万能ロボットじゃないそうです。へまばかりするロボット。誰かさんが研究しているAIで頭のいいようなロボットじゃなくって、こんなのが何の役に立つのかというと、置いとくと、みんな心配でいろいろ世話をするんで、そのグループが活き活きと活性化するらしい」と紹介した。
続けて武田は「司会者から言われたことでございますけども、いい言葉でございますなあ。わが司会者良いことを言います」と、MCの谷原章介の発言だとした上で「私たちは『弱いニュース番組』を目指しております」との言葉を紹介。この武田の発言に、谷原はあたりを見回し、胸に手を当て、キョロキョロする一幕があった。
武田によれば、谷原の言葉だったはずだが、谷原は番組の最後に、武田に「弱いニュースという発言ありましたけど、どういう真意なんでしょう」と確認。武田が「弱い立場の人のためになるニュース番組と、そういう意味合いです」と説明すると、谷原が引き取って「弱い立場に立たされているみなさんに寄り添う番組ということですね」と、語った。
