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尾上右近が曽祖父の「鏡獅子」で原点回帰、目標は「当たり役にすること、一生やり続けること」


東京新橋演舞場で映画「菊五郎の鏡獅子 4Kデジタル修復版」上映会が開かれ、尾上右近がトークショーに登場。彼の曽祖父、尾上菊五郎による「鏡獅子」の舞台が1935年に小津安二郎監督により撮影され、2022年に4Kで修復され再上映された。右近は3歳の頃、この映像を見た経験が自分の役者としての出発点であると述べ、「上映後の拍手に感動した」と感慨深げに語った。彼は現在、歌舞伎座で「春興鏡獅子」に出演し、初日にも大きな拍手が送られた。今後の抱負として、「鏡獅子を当たり役にし、ずっと演じ続けたい」と述べ、歌舞伎への情熱を語った。

映画「菊五郎の鏡獅子 4Kデジタル修復版」上映記念トークショーを行った尾上右近

歌舞伎俳優尾上右近(32)が7日、東京・新橋演舞場で行われた映画「菊五郎の鏡獅子 4Kデジタル修復版」上映会に登場し、トークショーを行った。

踊りの神様といわれた曽祖父、6代目尾上菊五郎さんの「鏡獅子」の舞台を小津安二郎監督が1935年(昭10)に撮影。22年に4Kデジタル修復された。

3歳の時に祖母の家で映像を見たという右近は、「あこがれの象徴として見続けてきて、ここから役者人生が始まった。あらためて原点回帰の気持ち」と感慨深げ。「上映後に拍手が起きたのはうれしかった。『どうですか、これが僕の人生の源ですよ、拍手したくなるでしょ』と、自分の作品のようなおこがましい勘違いをしました。その勘違いは、バチが当たらないんじゃないかな」と笑顔で話した。

現在、歌舞伎座で「春興鏡獅子」に出演中。3日の初日にはその熱演に大きな拍手が送られた。「一挙手一投足、一振り一振りに思いを込めてということに徹していたので、拍手や歓声は聞こえてこなかった。ゾーンというか、ずっとスローモーションでした」。今後の目標について「鏡獅子を当たり役にすることと、一生やり続けること。歌舞伎が好きなので、好きを追求いきたい」と話していた。

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