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宮根誠司も思わずがく然、フジテレビ内部の機能不全を知り「恐ろしくなって。何してるの?」


フリーアナウンサー宮根誠司が「Mr.サンデー」に出演し、中居正広氏の女性トラブルを巡る「フジテレビ問題」について語った。この問題は、女性被害者Aの対応が社内の意思決定層でどのように処理されたかを明らかにする内容だった。コンプライアンス室長への情報共有の欠如が問題視され、元社長の港浩一氏が情報漏洩について厳戒する意向を示したことがテロップで紹介された。宮根は、この強権的な意思決定構造について驚きを表し、「幹部で全て決めるのは恐ろしい」と述べた。第三者委員会の調査報告書が中居氏の性加害を認定したことも報じられた。この日の放送は通常より拡大され、出演者には長野智子や橋下徹ほか数名が参加した。放送時間の延長も行われた。

フリーアナウンサー宮根誠司(2020年12月撮影)

フリーアナウンサーの宮根誠司(61)が6日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜午後8時54分)にMCとして生出演。中居正広氏の女性トラブルに端を発した「フジテレビ問題」について、自身の見解を述べた。

生討論内で被害女性Aをめぐる対応の意思決定について議論した。女性Aの対応は当時のアナウンス室部長の女性管理職Fに丸投げされた一方で、意思決定は編成制作局長のG氏が掌握。G氏から当時の港浩一社長、大多亮専務との3人で形成された「編成ライン」に広げられ、対応方針の意思決定が行われた。また、コンプライアンス室長は同件をめぐり、昨年12月14日に週刊誌の記者の直撃取材によって、事態を把握することとなった。

番組では同件をめぐり、コンプライアンス室になぜ情報共有がなされなかったか経緯を説明。港前社長が「外部に漏れたらまずい、絶対に口外するな」などのコメントが番組テロップで紹介された。

宮根は「幹部の人たちで全部決めてるのを、これ見ると、恐ろしくなって。コンプラ全然機能してない。何してるの?っていう」と驚きの声を上げた。

3月31日に公表された第三者委員会の調査報告書は394ページに及び、元フジテレビアナウンサーAさんに対する中居氏の性加害を認定した。

番組MCは宮根誠司、進行は同局の藤本万梨乃アナが担当。この日の出演者はノンフィクションライターの石戸諭氏、経済ジャーナリストの後藤達也氏、東大准教授の中野円佳氏、元フジテレビアナウンサーのジャーナリスト長野智子、弁護士の橋下徹氏、社会学者の古市憲寿氏。

同番組はこの日から放送時間を拡大。通常の午後10時開始から、同午後8時54分開始に前倒しし、午後11時09分までの2時間15分となった。昨年12月まで午後9時台は中居氏がMCを務めていた「だれかtoなかい」が放送されていた。

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