
弁護士で人気ユーチューバーの岡野タケシ氏が2日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連のフジテレビ問題を受けて公表された第三者委員会の調査報告書について言及した。
岡野氏は「フジテレビの報告書では『プロデューサーからキスをされる等のセクハラ』といった記載があるが、『セクハラ』と書くと軽く聞こえる印象がある」と指摘。「不同意のキスは、刑法上の『不同意わいせつ罪』に該当する可能性がある。東京高裁の判例(東京高判昭32・1・22)では、キス行為もわいせつ行為に該当すると判示されている。また、最高裁判例(最判昭50・6・19)でも、被告人による接吻が強制わいせつ罪にあたると認定されている」と説明し、「『セクハラ』と表現を丸めるのではなく、実態に即して『わいせつ被害』と表記すべきだったのではないかと感じた」と私見を述べた。
また、別のポストではセクハラに該当する具体例を列記し、「セクハラは『被害者がどう感じたか』だけでなく、『平均的な労働者の感覚』から見てどうかも含めて判断されます」と解説。「これに当てはめると、JAYWALKの『何も言えなくて…夏』もセクハラに該当するリスクがある」と90年代のヒット曲を例にあげ、「となりにいつもいた職場のレディに『綺麗な指してたんだね?知らなかったよ。』などと言えば、『私にはセクハラだったの、あなたには世間話でも』と訴えらる可能性がある」とし、「時代は昭和から平成を越え令和に。『何も言えなくて…』と落ち込む必要はなく、『何も言わない』のがこの時代の正解なのである」とつづった。