
女優の東ちづる(64)が1日、X(旧ツイッター)を更新。中居正広氏の女性トラブルに端を発した、フジテレビの一連の問題を受けた第三者委員会の調査報告に言及した。
東は「第三者委員会の報告は踏み込んだ内容だった」と書き出し、「短期間でこれだけの調査ができたのは、現場の社員たちの協力が大きかったのではないだろうか。改善と茨の道を歩む覚悟を感じる」とつづった。
続けて「権力者のセクハラや性暴力を男女のプライベート問題とするのは問題の矮小化」とくぎをさし、「これを機に権力者の性暴力撲滅へ向かってほしい」と願った。
また別の投稿では「ハラスメントの認識が昭和感覚の人がいたら教えてさしあげて。『昔はOKだったのに』など自信あり気の人には、昔は不利益を被るのではないかと不安で耐えていただけ、その時代の社会通念によってハラスメントの認定基準はアップデートしています、今の時代を生きる全ての人が快適に過ごせるように、と」と呼びかけた。
3月31日に行われたフジテレビとフジ・メディア・ホールディングスの会見では、第三者委員会が被害女性と中居氏との間に性暴力があったと認定。調査報告書は本記だけで273ページ、別冊の役職員アンケート結果や要約版など含めて全394ページに及んでいる。調査報告書は中居氏と同局バラエティー番組「まつもtoなかい」の立ち上げに責任者として関与していた同局元編成幹部B氏とのショートメール上のやりとりや、中居氏からの飲み会の誘いを断れなかった元フジテレビアナウンサーの女性Aの心情についても深く切り込んでいた。
また、同報告書では中居氏の件とは別に、BSフジ「プライムニュース」(月~金曜午後8時)のキャスターを務める同局解説委員の反町理氏(60)による「重要な社内ハラスメント事案」があったとし、反町氏が女性社員2人に対してハラスメント行為を行っていたことも記された。