
タレント明石家さんま(69)が29日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。大阪市住之江区の大型商業施設ATCシーサイドテラス内にあるストリートピアノの撤去騒動について言及した。
同ピアノをめぐっては、X(旧ツイッター)で利用者に対しての注意喚起を行った投稿が物議を醸していた。22日に「ストリートピアノ演奏者の方へ」と題した書面をアップした上で「練習は家でしてください。練習を重ねてつっかえずに弾けるようになってから、ここで発表して頂けたら幸いです」「誰かに届いてこそ『音楽』です。手前よがりな演奏は『苦音』です」などとつづり、ネット上で炎上。27日に撤去された。
この話題でリスナーから、さんまの鼻歌が村上ショージやマネジャーにとって「苦音」になっていないか心配とのメールが寄せられた。
さんまは「俺はそんな『苦音です』とかいうレベルじゃないからね。みんなが気持ちよく。名曲を選ぶから、俺は」と胸を張り、ショージも適当な鼻歌にツッコむのが楽しそう。
一方で、騒動については知らなかったようで、「そういうのあったん? ピアノは自由に弾いてなあ。NHKの番組でも『街角ピアノ』ってやってたりして」とストリートピアノに対する自身の感想を語りながらも、反対意見があることに驚いた様子。
「楽器やから、はじめはみんな下手やもんな」としみじみ語りながら、「楽器に触れあうって、俺はピアノに触れあう機会がない家だったんで、触れあいたかったっていうのはあるな。ピアノに触れあえる家はうらやましかった」と話していた。