
紀藤正樹弁護士が28日までにX(旧ツイッター)を更新。フジテレビとフジ・メディア・ホールディングス(FMH)が27日の取締役会で、日枝久取締役相談役(87)の退任を決定した件について、私見をつづった。
紀藤氏は、日枝氏の退任を報じる一部メディアの記事を添付。「ついに日枝久氏が退任。取締役には社会問題との接点が多い報道畑も(政治畑だけでなく社会畑も)入れていかないと社会のコンプライアンスの深化に即応できないと思います」などと指摘した。
フジテレビとフジ・メディア・ホールディングス(FMH)は6月の株主総会を経て、金光修社長(70)がFMH会長、専務取締役の清水賢治氏(64)がフジテレビ社長との兼任で、代表権を持つ社長に就任する。両社とも取締役を減員するほか、多様性の観点から女性取締役の比率を3割以上とするなど刷新を図った。日枝氏はフジサンケイグループ代表も退く。