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有働由美子アナが防災語る「どのように緊急地震速報に対応すればいいかを考えてきました」


フリーアナウンサーの有働由美子が「防災新視点サミット」で、大野均氏と大日向邦子氏と共に、防災の見落とされがちな課題を議論しました。有働はNHK時代から災害情報の伝え方について考えてきた経験を語り、阪神・淡路大震災時の報道を振り返りました。彼女は、フリーになった後、各地での取材を通じて現地と東京の情報差を痛感したと言っています。この経験から、防災における情報の多様性と正確な伝達の重要性を訴えました。

「防災新視点サミット」に出席した有働由美子

フリーアナウンサー有働由美子(56)が24日、都内で「防災新視点サミット」に出席した。見落とされている防災の課題や事例について、ラグビー元日本代表で東芝ブレイブルーパス東京アンバサダー大野均氏(46)、パラリンピック金メダリストで日本パラリンピアンズ協会理事の大日向邦子氏(52)らと話し合った。有働は「私はNHKで27年、フリーになって7年間アナウンサーを務めてきましたが、ほとんどが生放送。その中で、どのように災害情報、緊急地震速報に対応すればいいかを考えてきました」と話した。

そして「初めて災害報道に関わったのは、入社4年目の阪神・淡路大震災でした。女性は寝るところなど問題があると言われたけど、私は神戸で育ち、神戸の大学に通ったので頭を下げて取材に行かせてもらいました」と振り返った。

2018年(平30)にNHKを退職してフリーになった。「NHKにいた時は、現地の支局に連絡して点でしか取材できなかった。NHKを辞めて、1000キロ海岸沿いを走り、同じ海岸沿いでも情報が違うことを知りました。東京から取材に行って、帰ってきてしまう申し訳なさもありました」と話した。

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