
WEST.濱田崇裕(36)が、舞台「歌喜劇/~蘇る市場三郎冥土の恋~」(6月30日から、東京グローブ座など)で主演を務めることが22日、分かった。16年の初演から18年の再演でも好評を博してきた「市場三郎」シリーズが7年ぶりに復活する。
濱田が情に熱い主人公の市場三郎を演じ、脚本を福田転球氏(56)、河原雅彦氏(55)が演出を手がける「市場三郎」シリーズの3作目となる。「歌喜劇」というアカペラの歌唱に心情や情景をのせて物語を紡いでいくオリジナルジャンルと、人情味あふれる作風が多くの観客を魅了して生きた。過去作では温泉街やグアムを舞台に三郎の失恋が描かれたが、新作は現世を超え、冥土を舞台に新たな物語が展開されていく。
濱田らにとって念願だった再々演が実現。濱田は「3作目となりますがこれまでの公演を見てくださった方も、初めてご覧になる方も、しっかり楽しんでいただけるコメディーです。お話は僕の大好きなクスッと笑えるようなくだらないこともたくさんやります」と門戸を広げた。福田氏も「寅さんのようにシリーズ化したらいいなあと思っていたので第三弾ができるなんて夢のようです」と喜び、河原氏は「7歳老けたいつものメンバーでいつも以上に体にムチ打ちにぎやかにお送りいたします」と呼びかけた。
新キャストで元宝塚雪組トップ娘役の朝月希和、元劇団四季の笠松はる(43)らも出演する。