
アイドルグループ、アンジュルムの元メンバーで歌手、女優の和田彩花(30)が21日までに自身のインスタグラムを更新。一部メディアで、自身がうつ病であることを公表したことについて、思いをつづった。
和田は18日に「クイック・ジャパン ウェブ」で「和田彩花が“うつと一緒に過ごした7年”を振り返る『それでも生きたいと思った』」という見出しで配信された記事の中で、うつ病であることを公表していた。
和田はインスタグラムで「たくさんメッセージを寄せてくれてありがとうございます。DMもコメントも全部見ました。うつ病であることは、私がこの世から消えるときまで内緒にしておこうと思っていました。苦しんだ時間とグループ活動時期が重なるため、応援してくれた・してくれている方に悲しみしか生まないと考えてました。そして、みんなは知らなくていいこととも思っていました。そして、同じくらい一緒に活動していたメンバーたちがどう思うかをとても恐れていました。あのとき一緒に笑い、泣き、憤り、悲しんだみんなとの時間を少しも疑いたくなかったし、これを読んだ妹たちが責任を感じたりすることも避けたかったです」と書き出した。
そして「みなさんからのメッセージでは、『書いてくれてありがとう』という言葉をたくさん目にしました。本当のわたしをこうして受け入れてくれてありがとうございます。そして、みんなには話せないこと、みんなは知らなくていいことなのだとずっと決めつけていたことを謝りたいです。私は傷ついた経験もあるけど、同じように人を傷つけた経験もあります。うつであることを話せないと思っていた時間は、私自身、本当の私と向き合えてなかった時間だったのだなと、みんなのコメントを見ていて思いました。グループの仲間といろんな感情を全力でぶつけ輝いた時間と苦しんだうつとの時間がやっと共存できるようになった気がします。本当にありがとう」と記した。
和田はアイドルグループ、スマイレージのメンバーとして10年にメジャーデビュー。同グループが改名したアンジュルムやハロー!プロジェクトのリーダーを務めたが、19年6月にグループとハロプロを卒業。ソロで活動している。昨年7月、所属事務所を退所し独立した。