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MLB開幕第2戦に竜馬四重奏が登場、「和」にふさわしいバンド おじが人間国宝のメンバーも


竜馬四重奏は、日本の伝統楽器とバイオリンを融合したバンドとして、MLB日本開幕東京シリーズのオープニングセレモニーに登場した。メンバーは津軽三味線の雅勝、しの笛の翠、鼓の仁、バイオリンの竜馬で構成され、国内外で幅広く活躍している。2008年に結成し、2016年にデビュー。東南アジアや米国、インドなどでの演奏実績があり、多くの音楽フェスや単独公演で支持を拡げている。彼らは「和」の要素を強調した音楽を披露し、国内外での人気を得ている。このバンドは、和と洋の融合を通じて日本の伝統楽器の魅力を広めることを目的としている。翠の伯父は人間国宝の藤舎名生であり、その音楽的バックグラウンドも話題を呼んでいる。

竜馬四重奏

日本楽器とバイオリンを融合させた4人組バンド「竜馬四重奏(りょうましじゅうそう)」が19日、東京ドームで開催されるMLB日本開幕東京シリーズ「シカゴ・カブス-ロサンゼルス・ドジャース」戦のオープニングセレモニーにゲスト登場した。

竜馬四重奏は津軽三味線の雅勝(44)、しの笛の翠(46)、鼓の仁(49)、バイオリンの竜馬(40)による、和洋折衷の“古くて新しい”バンド。メンバー全員が国内屈指の名プレーヤーで、「愛する伝統楽器の魅力をより多くの人に聴いてもらいたい。外に向けて発信したい」という思いから08年に結成。16年にデビューした。

海外での実績も豊富で、タイ、マレーシア、ベトナムなど東南アジアの音楽フェスに多数出演。19年には米ニューヨークの老舗ライブハウス「Joe’s Pub」で単独公演を行った。今年もインドの「ジャパンバッハ(日本祭)」に出演し、国内外問わずオファーが絶えず、世界各国で支持を獲得している。

関係者によると、オープニングセレモニーのコンセプト「和」にふさわしいバンドとしてオファーを受け、出演が実現したという。また、翠のおじは19年に人間国宝に認定された藤舎名生(とうしゃ・めいしょう)という。

◆竜馬(りょうま) 1984年(昭59)10月22日生まれ。千葉県市川市出身。バイオリン奏者。300本以上の映画、ドラマ、CMなどのレコーディングに参加。舞台の音楽監督や楽曲提供も行う。

◆雅勝(まさかつ) 1980年(昭55)12月18日生まれ。千葉県浦安市出身。津軽三味線奏者。11年の津軽三味線日本一決定戦で審査員特別賞を受賞。海外公演を多数開催し、露モスクワ音楽院で三味線ソロコンサートを開催した。ロック、ジャズ、クラシックなどさまざまなジャンルを弾きこなす。

◆翠(すい) 1979年(昭54)2月5日生まれ。東京都港区出身。しの笛奏者。04年に伯父の前名である藤舎推峰(とうしゃ・すいほう)を襲名。谷村新司さん、石井竜也(65)石川さゆり(67)のレコーディングサポートやステージにも参加。

◆仁(じん) 1975年(昭50)3月23日生まれ。東京都北区出身。鼓奏者。藤舎呂凰(とうしゃ・ろおう)として歌舞伎や日本舞踊の公演を中心に活動。声優、ナレーターとしても活動する。

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