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【宝塚】花組トップ永久輝せあがマジシャンに、博多座公演が開幕 華やかな立ち姿にも磨き


宝塚歌劇団の花組トップ、永久輝せあが主演するミュージカル『マジシャンの憂鬱』とレビュー『Jubilee』が福岡・博多座で開催中です。永久輝は透視能力を持つ青年マジシャン役で、繊細な芝居運びで観客を魅了。物語は20世紀半ばのヨーロッパを背景にし、青年マジシャンが皇太子妃の事故死の謎を追ううちに妃の侍女と心を通わせるストーリーです。永久輝は昨年、花組トップに就任し、相手娘役の星空美咲との新コンビで公演に臨んでいます。今回の博多座公演は、彼が初めて大羽根を背に大階段を下りた思い出作で、「毎日、背負うことで覚悟もできました」と意気込みを見せています。公演は30日まで続きます。

博多座公演に主演し、芝居ではマジシャンにふんした花組トップ永久輝せあ

宝塚歌劇団の花組トップ永久輝せあが主演する「ミュージカル『マジシャンの憂鬱』」「レヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』」は8日、福岡・博多座で開幕した。30日まで。

永久輝は、芝居では透視能力を持つマジシャンにふんし、持ち前の繊細な芝居運びでファンを魅了。華やかな立ち姿にも磨きがかかり、レビューでも客席をわかせた。

芝居「マジシャンの憂鬱」は正塚晴彦氏の作・演出で、07年に瀬奈じゅんを中心とした月組で初演。20世紀半ばのヨーロッパを舞台に、透視能力を持つとされる青年マジシャンが、皇太子妃の事故死の真相解明を探るうち、妃の侍女と心を通わせていく様を描く。

永久輝は昨年5月、前トップ柚香光からバトンを受け、花組トップに就任。相手娘役に星空美咲を迎え、新コンビでスタートした。同年末から本拠地お披露目に臨み、今年1月に同東京公演を終え、博多座公演に備えていた。

今博多座公演のショーは、稲葉太地氏の作・演出。本拠地お披露目でも上演された作品で、永久輝にとっては初めて大羽根を背に、宝塚大劇場の大階段を下りた思い出作。「毎日、背負うことで覚悟もできました」と話していた永久輝が、新たな1歩を踏み出した。

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