日テレ福田社長、企画放送見送りの「イッテＱ！」について言及 韓国で旧統一教会関連団体とロケ

日本テレビ福田博之社長（2019年撮影）

日本テレビは17日、都内の同局で定例会見を行い、福田博之社長が、韓国で世界平和統一家庭連合（旧統一教会）関連団体と企画ロケを行っていたことが判明し、同企画部分の放送を見送った日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ！」（日曜午後7時58分）について言及した。

福田社長は「発表している通り、残念ながら、いわゆる統一教会等と結びつく団体であるという情報が放送前になかなか得ることができずに放送をスタンバイしていました。そういう可能性があるということについて視聴者から一報をいただいたところからもう1度詳しく調べてみたところ、その可能性があるということでとりやめたということであります」と説明した。

同企画はお蔵入りとなった。再発防止策について問われると「今回のことはとても難しく、何もやらなかったわけでもなく、放送するにふさわしいご協力にふさわしい団体か、十分手を尽くして準備段階で調べたりもするが、そこにも引っかかってこなかった。それをさらに強化するとしか申し上げようがない」と話した。