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豊川悦司(62)柄本佑(38)伊藤沙莉(30)ら映画俳優が多数所属する、芸能事務所アルファエージェンシーの万代博実社長が11日午前0時2分、肺がんのため亡くなった。74歳だった、同事務所が17日、公式サイトで発表した。「2月16日、故人の遺志により、家族、所属俳優、スタッフのみで葬儀を済ませましたことをご報告いたします」とした。
アルファエージェンシーは、万代さんの経歴を紹介。「芥正彦と出会い、1976年中島葵のマネージメントからアルファエージェンシーは始まりました。以降、一貫して『俳優からの信頼が財産』をモットーに、所属俳優がより良く生きることの出来る『場』を求め、本当に最後の時まで俳優のことを考え、まさに生命をかけて邁進しておりました」とつづった。
万代さんは生前、所属俳優が出演する映画の舞台あいさつや試写会、取材会などにも先頭に立って足を運び、記者とも現場で俳優のことを語り合うなど、現場主義の姿勢を貫いた。「現場が大好きだった万代は、お世話になっている共演者、スタッフの方々のことも常に気にかけておりました。このような突然のお知らせとなりましたことをお詫び申し上げますと共に、静かに見送ることができましたこと、深く感謝申し上げます」と続けた。
そして「後日、万代らしいお別れの会を開催させていただきたく検討しております。すこしお時間をいただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます」と、お別れの会を開催すると明らかにした。