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タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)の111期生39人が20日、兵庫・宝塚バウホールで卒業公演にあたる文化祭(21~23日、同所)の公開稽古を行った。
文化祭は歌、舞踊、演劇など、2年間の学びを集大成として披露する場。はかま姿の39人が「清く正しく美しく」を歌い、舞い、恒例の日本舞踊でスタート。予科生112期生のコーラスに続き、歌、演劇、舞踊を披露した。クラシック楽曲から宝塚歌劇メドレー、バレエにジャズダンス、タップも披露した。
公開稽古を終え、生徒を代表し男役志望の光田悠那さんが「私たちはこれからも真っすぐ成長する新芽のように、さらなる未来へ向かって精進してまいります。今後ともご声援賜りますようよろしくお願い申し上げます」とあいさつした。
39人は21~23日に宝塚バウホールで文化祭に臨み、3月上旬に卒業式を迎え、その後、宝塚歌劇団へ入団する。