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原晋監督、若林宏樹の世界陸上出場可能性に含み「もし決まればチャレンジ」ラストランで大記録


青山学院大学の原晋監督は、若林宏樹選手が引退を表明しつつも、世界陸上選出の可能性があることについて言及しました。若林選手は別府大分毎日マラソンで日本学生記録を更新し、日本代表に選ばれる可能性が浮上しています。しかし、若林選手は引退の意思を再確認されるも、頑なに引退を主張しました。監督の原氏も若林選手の選択を尊重しつつ、世界陸上への挑戦の可能性がある場合は対応を検討すると述べました。若林選手が実業団に入る予定はなく、総合職として働く予定のため、その調整が課題となりそうです。

青学大・原監督(2025年1月撮影)

今年の箱根駅伝で2連覇を達成した青学大の原晋監督(57)は8日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)にゲストで生出演した。

同番組に8年ぶりの出演となった原氏は、今月2日に行われた別府大分毎日マラソンに出場し、初マラソンの日本最高記録と日本学生新記録となる2時間6分7秒で2位に入った同大の若林宏樹(4年)について、東京で今年9月に行われる陸上世界選手権に出場する可能性に含みを残した。

若林は、同大会限りでの競技引退を公表してレースに臨み、ラストランで記録ずくめの結果を残した。日本代表に選出される可能性も浮上したが、TBS系の中継で解説を務めた瀬古利彦氏から「これで本当に終わるの?」と引退の意思を再確認された際も、若林は「本当に終わります」ときっぱり答えていた。

番組では、MCの歌手和田アキ子(74)が、若林の優勝を「本当にうれしかった」とした上で「それなのに(競技生活に)これで未練はないと…」と残念そうにつぶやいた。この時の若林の記録が日本歴代7位だったことが紹介され、和田に「(競技引退は)どうなんですか」と問われた原氏は「彼の選択はいいと思います。引退レースということで臨んだ」と理解を示した上で「ただ、一応、世界陸上東京大会の(候補の)3枠目の、今3枠目なんです」と、若林の立ち位置に触れた上で「まだ分かりませんが、もし世界大会に決まればチャレンジするとは言っている」と明かした。「実業団に入って(競技を)続けるということはしないと」と、あらためて若林の気持ちを代弁した。

別大マラソンが世界陸上の選考会を兼ねていたことから「世界陸上に出られるのであれば、やると」と再度問われると、原氏は「会社とも相談しないといけない。総合職で入るわけですから、この半年間、社業と陸上をやるのはなかなか難しいですから、お願いして…」と、条件を明かした。

和田が「企業も全面協力してくださるんじゃないですか?」と問うと、原氏は「それはそうだと思いますが、まだ選ばれるかどうかも分からない。選ばれたら考えていこうと」と慎重に語った。和田も「選ばれたら応援しましょう」「ここで本人が引こうと思っている時に、周りがガヤガヤ言うのは。自分の中で燃焼しちゃったかも分かんないですから」などと応じた。

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