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<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):PSVアイントホーフェン3-1ユベントス>◇19日(日本時間20日)◇決勝トーナメント・プレーオフ第2戦◇アイントホーフェン
PSVアイントホーフェン(オランダ)が、ホームでユベントス(イタリア)を3-1で下し、2戦合計4-3で2シーズン連続ベスト16入りした。
欧州国際大会でホーム14戦無敗(9勝5分け)のPSVが序盤からボール保持率を高めた。第1戦を2-1で制したユベントスは守備を固めて対応したが、1月にチェルシーから期限付き移籍で加入したDFレナト・ベイガが前半12分に負傷交代。MFカンビアーソが急きょピッチに立った。PSVはオランダ代表FWラングの左サイドからの突破でチャンスをつくった。
0-0のまま迎えた後半8分、ラングが左サイドからドリブルで中央に切れ込み、右サイドへグラウンダーのパス。そこに走り込んだFWペリシッチがワントラップから右足でゴール左隅に突き刺して先制した。両サイドアタッカーの連係で2戦合計2-2と同点に追い付いた。
だが、ユベントスが反撃。後半18分、左からのFKは相手にはね返されるが、そのクリアボールをFWティモシー・ウェアがペナルティーエリア手前から右足ダイレクトでたたき込んだ。当初は味方のオフサイドと判定されたが、VARの結果、ゴールが認められた。ユベントスが2戦合計3-2とリードした。
後半29分、PSVがホームのサポーターの後押しもあり、2戦合計3-3と振り出しに戻す。ペリシッチが右からクロスを送り、FWルーク・デヨングが粘ってつなぐと、最後はMFサイバリが右足で蹴り込んだ。そのまま決着がつかず、延長戦に突入した。
延長前半8分、PSVがセットプレーから2戦合計で勝ち越す。ゴール前のこぼれ球をDFフラミンゴが押し込んだ。センターバックの今大会3点目が値千金の「決勝ゴール」となった。3月の決勝トーナメント1回戦でアーセナルかインテル・ミラノと対戦する。