今回ご紹介するのは、Instagramアカウント「enchimaki」に投稿された1本の投稿です。投稿は187万9000回以上も再生され、「優しさに泣いた」「心がホッコリしました」「動物ってすごいなあ」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
心配する友達犬
2021年3月4日に虹の橋へと渡った柴犬『エン』ちゃんは、生前いろいろなわんこに支えられていたのだそう。ある日、通っていた老犬施設で、驚きの光景が見られたといいます。
生前のエンちゃん
エンちゃんは調子が悪く、足がなかなか前に出ない日だったとか。車椅子に乗ったまま佇んでいると、友達犬の『コロ』ちゃんがそばに寄ってきたそうです。そして、エンちゃんのことを心配するように、クンクンと嗅いでいたといいます。
なかなか足が動かせない
「エンちゃん歩けないの…？」
「エンちゃん歩けないの…？」
コロちゃんの悲しそうな表情からは、エンちゃんを気遣っている気持ちが伝わります…。
車椅子に紐をつけると…
そこで老犬施設のスタッフさんは、エンちゃんの車椅子に紐をつけてみることにしたそうです。するとこのアイデアは、予想以上の展開へとつながりました。
紐をつけてみると…
同じくエンちゃんの友達である『ゆき』ちゃんが、紐を引っ張ってエンちゃんを歩かせてくれたのです。老犬とはいえ、エンちゃんの体は中型犬くらい。ジャックラッセルテリアのゆきちゃんが引っ張るのは、なかなか大変だったはずです。
ゆきちゃんが引っ張る！
それでもゆきちゃんは、ゆきちゃんを引っ張り続けたといいます。コロちゃんも、近くから温かな眼差しで見守ります…。
「がんばれ！エンちゃん！！」
友達の歩く姿に大喜び！
その結果、エンちゃんにも驚きの変化が見られました。さっきまでまったく歩けなかったのに、友達犬に後押しされるように足を動かし始めたのです。ゆきちゃんが紐を離したあと、なんとエンちゃんは自力で前進し始めたとか…！
足を動かし始めた
エンちゃんが自分で歩けるようになった姿を見て、ゆきちゃんとコロちゃんも思わず喜びの鼻タッチ！友達の優しい気持ちと、その気持ちに応えようとするエンちゃんの姿は、大きな感動を呼んだのでした。
思わず喜びの鼻タッチ！
「なんか歩けそう♪」
犬の友情にホッコリ
この投稿には「言葉がなくても行動で伝わるんですね」「純粋な動物の気持ちに脱帽です」「犬も人間もみんなが思いやりがある世界にしたいですね」などのあたたかなコメントが寄せられています。
おうちには猫の『ちまき』ちゃんもいるそうで、晩年のエンちゃんをサポートする姿がたびたび見られたといいます。エンちゃんとちまきちゃんの心温まる思い出の数々はInstagramアカウント「enchimaki」の他の投稿からチェックすることができます！
写真・動画提供：Instagramアカウント「enchimaki」さま
執筆：小泉 あめ
編集：わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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