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日本循環器協会がつば九郎担当の死因となった病気を解説「ただの高血圧とは違います」


ヤクルトスワローズのマスコット、つば九郎の担当スタッフが肺高血圧症で亡くなったことを受けて、日本循環器協会が公式ツイッターで病気の危険性を啓発。肺高血圧症は、肺に向かう動脈が狭くなることで酸素を取り込みにくくなる病気。早期発見と治療が重要で、息切れなどの症状がある場合は適切な診療を受けるべきと強調されました。特に治療を放置すると、心不全が進行し命に関わる可能性があるため、注意が必要としています。協会は症状、治療法についても詳しく説明し、意識を高める呼びかけを行いました。

つば九郎(2015年6月撮影)

日本循環器協会が公式X(旧ツイッター)で、ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」担当スタッフの死因となった肺高血圧症を説明し、注意を呼びかけた。

公式Xで「つば九郎さんが肺高血圧症で亡くなりました ご冥福をお祈りします」と悼み、病気について説明。

「肺高血圧症は、ただの高血圧とは違います 肺に向かう動脈が狭くなり血流が悪くなることで酸素を取り込めなくなり、低酸素を引き起こします

早期発見・早期治療が有効です 息切れがあれば受診を」と投稿した。

投稿に続く形で、症状や診療科、検査方法や治療なども紹介していた。

◆肺高血圧症(はいこうけつあつしょう)肺動脈の流れが悪くなることで、心臓と肺に機能障害が起こる病気。原因はさまざまで、肺血管や心臓、肺に何らかの異常が起きると、肺動脈の血液の流れが悪くなり、肺動脈圧が上昇することがある。肺動脈圧が高くなると、肺動脈に血液を送る心臓の右心室にも高い圧力がかかり、心臓の右室が肥大、機能低下して右心不全が進む。息苦しさや息切れ、体のだるさ、足のむくみ、失神、血痰(けったん)などの症状があらわれる。治療せずに放置すると、さらに肺高血圧と心不全が進行し、数年以内に命を落としてしまうこともある。

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