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【レコ大】Mrs.GREEN APPLEが令和初、史上9組目の連覇 「ライラック」大賞獲得


若いバンドMrs. GREEN APPLEが、東京で開催された第66回日本レコード大賞で「ライラック」で優秀作品賞を受賞しました。これは昨年の「ケセラセラ」に次ぐ連続受賞で、令和初の快挙となります。バンドは2024年の音楽シーンで重要な存在とされ、次々と新曲をリリースし、楽曲「ライラック」はすでにストリーミング3億回を突破しています。大森元貴はこの曲を「全世代が共感できる青春ソング」として表現。バンドは2023年に日本で最年少のスタジアムツアーを成功させ、Kアリーナ横浜で10回公演し、約20万人を動員しました。2025年の10周年にはさらなるビッグイベントも予定されています。

優秀作品賞を受賞し、「ライラック」を熱唱するMrs. GREEN APPLEの大森元貴(中央)。左は藤沢涼架、右は若井滉斗(撮影・足立雅史)

<第66回日本レコード大賞>◇30日◇東京・新国立劇場

3人組バンドMrs. GREEN APPLEの「ライラック」が大賞を獲得し、昨年の「ケセラセラ」に続く連覇を果たした。2年連続の受賞は史上9組目で、17年、18年に大賞に輝いた乃木坂46以来。令和になって初の連覇となった。

名実ともに令和の国民的バンドとなった。「ケセラセラ」での初受賞から1年、バンドは「2024年の音楽シーンの顔」とも言える活躍を続けてきた。5カ月連続で新曲を発表し、1年間で7枚の配信シングルをリリース。タイアップ楽曲も多く、そのなかでもアニメ「忘却バッテリー」オープニング曲として書き下ろした「ライラック」は、自身最速でストリーミング3億回を突破した。

ボーカル大森元貴(28)は同曲について「全年齢が思い起こせる青春ソング。10大だけではなくて、すべての世代に届けることができるポテンシャルを持った青春ソングを書きたいと思って書いた」と語った。昨年の大賞受賞をきっかけに「より多くの方に聞いていただけるようになったと実感している。感謝の気持ちと誇らしさでいっぱい」と明かしていた。

7月には日本のバンド史上最年少となるスタジアムツアーを開催。10月にはKアリーナ横浜で10公演を行い、約20万人を動員。ライブフィルムも大ヒットし、3人で日テレ系バラエティー番組「しゃべくり007」にも出演するなど、破竹の勢いで突き進んだ。

大みそかには2年連続の紅白歌合戦も控える。デビュー10周年を迎える25年は、7月に横浜・山下埠頭で2日間で10万人動員のライブを予定するなど、さまざまな企画が発表されている。

2年連続の栄冠を胸に、節目の10周年イヤーに向けて華々しくスタートを切った。

◆Mrs.GREEN(ミセスグリーンアップル) APPLE ボーカル&ギター大森元貴(28)、ギター若井滉斗(28)、キーボード藤澤涼架(31)の3人組バンド。13年に結成し、15年にミニアルバム「Variety」でメジャーデビュー。20年発売の初ベストアルバムがオリコンとビルビードで1位を獲得。20年7月に活動を一時休止。22年3月に現在のメンバー編成で活動を再開した。ストリーミング再生数1億回超は通算21曲で、アーティスト別で単独1位。

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