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鈴木京香「みなさんも夢を諦めずに…」涙の舞台あいさつ「グランメゾン・パリ」


女優の鈴木京香が映画「グランメゾン・パリ」の初日舞台あいさつに参加し、撮影時の苦労を思い出して涙を浮かべました。「グランメゾン・パリ」は、2019年に放送されたドラマ「グランメゾン東京」の映画続編です。鈴木は、体力的に不安があった時期に、支えてくれたキャストと共に映画を完成させたことに感謝し、「夢を諦めないための作品」として映画を紹介しました。共演者の沢村一樹は、舞台上で及川光博のハンカチを取り、涙を拭うために鈴木に渡すというユーモラスな場面もありました。

映画「グランメゾン・パリ」の初日舞台あいさつで感極まる鈴木京香(撮影・菅敏)

女優鈴木京香(56)が30日、都内で映画「グランメゾン・パリ」初日舞台あいさつに出席し、涙を浮かべた。

同作は、19年放送のTBS系「グランメゾン東京」の続編となる映画版。冒頭のあいさつで「みなさん、おなかは空いていませんか?」と問いかけた鈴木だったが、その後「私事ではあるけど…」と切り出すと言葉を詰まらせ「体力的に不安のある時期があって」と絞り出した。「みなさんをはじめすてきなキャストに気を使ってもらいながら、撮影をすすめた映画だったので…」とうっすら涙を浮かべながら話した。

「これが良い作品になって、みなさんが笑顔で迎えてくださるのが本当にうれしいです。みなさんも夢を諦めずに…」と続け「夢を諦めないために、何かつらいことがあったら見返してもらえるような映画になったんじゃないかと思ってます」と訴えた。

鈴木に次にあいさつを指名された沢村一樹(57)は「ちょっと待って」と制すると、おもむろに及川光博(55)に歩み寄り、胸のハンカチーフを抜き取り、鈴木にそっと渡した。及川は「やろうと思ったのに」と悔しがっていた。

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