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楽天辰己涼介「僕も8人目のメンバーとして武道館に」男女7人組「GENIC」と1年ぶりに再会


楽天イーグルスの外野手、辰己涼介選手が、彼の応援するダンスボーカルグループGENICと再び対談。辰己選手は今シーズン、打率や安打数、打点でキャリアハイを記録し、GENICの楽曲を登場曲に選んでいた。プレミア12では「FUN!FUN!FUN!」のポーズを試合で披露し、ファンぶりを示した。対談の中で、「Touch Me(タッツミー)ポーズ」と命名されたこのポーズを、来シーズンも披露することを約束した。GENICは来年11月に初の日本武道館公演を予定しており、西本茉生リーダーは成功への意気込みを語った。辰己選手は、「8人目のメンバー」として武道館に参加する夢を明かし、熱い応援を送った。

コラボ対談し「Touch meポーズ」を決める楽天辰己(左から3人目)とGENICのメンバー。左から小池竜暉、雨宮翔、宇井優良梨、1人おいて金谷鞠杏、西澤呈、増子敦貴、西本茉生(撮影・垰建太)

男女7人組ダンスボーカルグループ「GENIC」と、GENICファンを公言する楽天辰己涼介外野手(27)による、2度目の対談が実現した。

GENICは今年、配信シングルを4作リリースし、過去最大規模の全国ツアーを完走するなど、グループとして大きく成長した。辰己も打率、安打数、打点などでキャリアハイを記録し、最多安打とベストナインのタイトルも獲得。11月には侍ジャパンに選出され、プレミア12の準優勝に大きく貢献した。1年ぶりに再会を果たし、互いの活躍や成長をたたえ合った。

刺激を与え合った1年だった。GENICのメンバーは楽天の試合を毎日チェックし、小池竜暉(24)は「作業中でも辰己選手の打席は必ず見ていた」。増子敦貴(24)は「トレンドに辰己さんがいたり、いろんな場所でお見かけするので、すごいって感想しか出てこない。登場曲にGENICの曲を使ってくださっているので、こっちも負けていられないと刺激をもらった」と明かした。

辰己は今季、GENICの「I’ll Be There」「Flavor」を登場曲に選び、打席に立った。「打席に向かう途中いろんな感情がある中で、GENICの曲が後押ししてくれた」と感謝を口にした。さらに「好きな曲に背中を押してもらえるのは大事なこと。僕にとってかけがえのない曲」と思いを語った。

辰己の「GENIC愛」は、世界の舞台でもあふれた。11月に行われたプレミア12の1次ラウンドの台湾戦で、出塁時に手を胸の前でクロスし両手の親指と人さし指を立てる、GENICの楽曲「FUN! FUN! FUN!」の決めポーズを披露した。「一番のファンとして、GENICの一員としてやった」。メンバーから「とんでもないタイミングでやってくれたな」と驚かれたが、「8人目のメンバー」としての行動に大喜びされていた。

さらに、対談中にGENICから「このポーズに名前をつけてほしい」と名付け親に任命された。数十秒悩んだ末に「Touch Me(タッツミー)ポーズ」と命名。来季も塁上で披露することを約束した。

GENICは来年11月5日に初の日本武道館公演を開催する。推しグループの大舞台を知った辰己は「見る目は間違っていなかった。僕は5大ドームは経験しているけど、武道館は行ったことがないのですごい」と喜んだ。さらに「絶対に埋まると確信している」とエールを送り、「僕も8人目のメンバーとして武道館に出たい」と笑いを誘った。

リーダーの西本茉生(26)は「正直背伸びなところはあるけど、僕らの5年間が間違いじゃなかったことの証明にしたい。辰己さんが『見る目は間違っていなかった』とおっしゃっていたが、本当にそう思ってもらえるようにしたい」と力強く意気込んだ。

◆GENIC 19年に結成した男女7人組ダンス&ボーカルグループ。育成プロジェクト「a-genic PROJECT」を経て、20年5月にCDデビュー。今年は配信シングル4作、アルバムも「N_G」「if」の2作をリリースし、全国ツアーも2度開催。来年11月5日にグループ初の日本武道館公演を開催する。

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