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秦基博が主題歌を書き下ろし 笑福亭鶴瓶主演の映画「35年目のラブレター」


シンガー・ソングライターの秦基博が、2025年3月7日公開予定の映画「35年目のラブレター」の主題歌「ずっと作りかけのラブソング」を担当することが発表された。この映画は、読み書きができないまま成人した主人公・西畑保(演:笑福亭鶴瓶)が、夜間中学で学び、最愛の妻・皎子にラブレターを書くために奮闘する実話に基づいている。秦は、映画のテーマである「心が温かくなる感動」に共感し、脚本を読んで楽曲を構想。彼は、何度も書き直すラブレターの過程を自身の楽曲制作に重ね、特別な物語を歌で表現した。若かりし保と皎子の役をWEST.重岡大毅と上白石萌音が演じ、主題歌はすでに予告映像で使用されている。秦は、この映画が幅広い世代に共感を呼ぶと期待を寄せている。

映画「35年目のラブレター」の主題歌「ずっと作りかけのラブソング」を書き下ろした秦基博

シンガー・ソングライター秦基博(44)が、笑福亭鶴瓶(72)主演の映画「35年目のラブレター」(塚本連平監督、25年3月7日公開)の主題歌「ずっと作りかけのラブソング」を書き下ろしたことが10日、分かった。秦らしいミディアムバラードで映画を彩る。

戦時中に生まれ十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人になった西畑保(鶴瓶)が、夜間中学に通い始め、最愛の妻・皎子(きょうこ=原田知世)にラブレターを書くために奮闘する実話を基にした物語。若かりし頃の夫妻を、WEST.重岡大毅と上白石萌音が演じることでも話題だ。

主題歌を決めるにあたって、同作品の「悲しいのではなく心が温かくなって感動する」という精神と、秦が持つ温かさが一致すると制作を依頼。快諾した秦が、脚本を読んで書き下ろした。「すごく身近にありそうで、それでいて特別なお話だなと思いました。主人公の西畑保さんは何度も何度も手紙を書き直します。その度に変化していく気持ちもありながら、深まり強くなっていく奥さんへの想いをどんどん更新しながらお手紙を書かれていました。その姿は、自分が歌を作ることにも置き換えられると思い、歌うことにリンクする部分を感じながら曲を作りました」。

完成した作品も見たといい「何カ所も泣いてしまいましたが、特に印象に残っているのが、若かりし保が皎子に初めておすしを振る舞うシーンです。字が書ける、書けないということや、言葉にする、しないということを超えて、気持ちや想いそのものがおすしを通じて伝わっていると思え、心に響きました」。そして「あらゆる世代の方が共感でき、心が温まる、そんな映画。僕の楽曲もその映画の一部として皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントしている。

同曲は予告映像でも使用され、13日から全国の劇場に掲出されるメインビジュアルも解禁された。

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