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中山美穂さん死去、医師の森田豊氏が入浴時の死亡事故を解説「深い眠り」「熱中症」などの可能性


女優・歌手の中山美穂さんが54歳で亡くなりました。死因は入浴中の不慮の事故で、事件性は確認されていません。専門家によると、入浴中の死亡事故は疲労や医薬品の服用、飲酒などが原因で深い眠りに誘発され、顔が湯に浸ることで命を落とすケースが考えられる。また、熱い湯に長時間浸かることで熱中症を引き起こしたり、ヒートショックが原因となることもあります。2019年の統計では、浴槽での死亡者数が4900人に上り、交通事故死の約2倍と増加傾向にあります。事故防止には、湯温を41度以下にし、浸かる時間を10分に抑えることが推奨されています。

中山美穂さん(2009年撮影)

6日に54歳で亡くなった女優で歌手の中山美穂さんの死因が8日、入浴中に起きた不慮の事故によるものだったことが分かった。

検視の結果、事件性はないことも確認された。この日、中山さんの公式サイトで発表された。医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が、入浴時の死亡事故について解説した。

公表された情報をもとに検証すると、浴槽内で(1)深い眠り(2)熱中症(3)ヒートショック、などが生じていた可能性が考えられる。

(1)を誘発する主なものとして、<1>疲労、<2>医薬品の服用、<3>飲酒などが考えられる。顔が湯につかっても反応できず、そのまま命を落とすケースも珍しくない。(2)は熱い湯に長い時間つかると脱水傾向になり、熱中症となり気を失うことがある。(3)は検視により心筋梗塞や脳卒中の指摘がないことや、50代前半の女性であることから、その可能性は低いだろう。

消費者庁の統計によれば、19年に浴槽内で亡くなった人は4900人。交通事故死2508人の約2倍、08年から約1・5倍にも増えている。今回の事故の背景は、はっきりとしていないが、入浴には多くのリスクが潜んでいる。事故防止のために、湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしたい。

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