starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【韓国】公共放送で内紛 KBS社員95%が大統領の新社長任命に反対「権力にごまをすった」


韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、ニュースキャスター出身のパク・チャンボム氏を公共放送KBSの新社長に任命した。任命は23日のKBS臨時理事会で決定されたが、この人事に対してKBS社員から大きな反発が起きている。KBS公正放送推進委員会のイ・インゴン幹事は、内部投票の結果、約95%が反対していると述べた。パク氏は以前、ニュースキャスターとして尹大統領に親しいとされる発言を行い、国民から批判を受けていた。この背景には、大統領夫人が贈り物の疑惑で話題になっていることも関連している。こうした報道姿勢に国民の関心が薄れていると指摘されている。

韓国国旗(2018年2月撮影)

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は24日、公共放送KBS新社長に、ニュースキャスター出身のパク・チャンボム氏を任命した。23日のKBS臨時理事会で最終候補になり、大統領が任命した。

しかしこの任命に対し、社員から大反発が起きている。KBS公正放送推進委員会のイ・インゴン幹事は28日、韓国で最も影響力があるとされるインターネット放送「ニュース工場」に出演し「構成員の内部投票で約95%が反対した。KBS社長は、(韓国報道の)リーダーの立場として公的な仕事をしないといけない。しかし権力にごまをすった人物が社長になることは屈辱的なこと」と話した。

現在、韓国国内は大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏の賄賂授受問題が話題となっている。米国人の牧師から35万円相当とされるディオールのバッグをもらった疑いもある。パク新社長は、ニュースキャスター時代の今年初め、尹錫悦大統領の新年対談放送時に、話題のディオールのバックを「小さなポーチ」と、高級ブランドのイメージを弱めるかのような表現で質問し、国民から大ひんしゅくを買った。

ニュース工場のMCキム・オジュン氏は「すでにKBSの報道姿勢には失望している国民が多く、関心が遠ざかっている」と話した。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.