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【J1】新潟、柏、磐田、札幌…残留争いの行方 首位神戸はJ1史上初の「試合なしV」も


明治安田J1リーグ第37節では、神戸が柏と対戦し、引き分け以上で優勝の可能性があります。神戸が勝利し、広島が札幌に引き分け以下の場合、優勝が決まります。一方、残留争いでは、新潟がG大阪と引き分け以上で残留確定、柏は神戸に勝利すると他チームの結果に関係なく残留確定となります。磐田は残留のためには勝利が絶対条件ですが、他チームの結果次第で降格の可能性があります。札幌も広島戦で引き分け以下なら降格のリスクがあります。

神戸サポーター(2024年11月撮影)

明治安田J1は30日、第37節の9試合が行われる。

2連覇が懸かる神戸はアウェーで柏と対戦する。勝ち点68の首位で、2試合を残して2位広島と3差、3位町田とは5差。柏に引き分け以上なら、30日の町田-京都、12月1日の広島-札幌の結果次第で今節に優勝が決まる可能性がある。

シーズン終盤は同日開催が多いが、今節はACL2で28日に試合があった広島の日程を考慮して広島-札幌だけ12月1日に分散開催。当該チームの試合のない日に優勝が決まれば、J1史上初のケースとなる。

一方の残留争いは最下位の鳥栖のJ2降格が確定。16位新潟、17位柏、18位磐田、19位札幌に降格の可能性が残る。

勝ち点41の新潟はホームでG大阪と対戦。引き分け以上なら自力での残留が確定する。首位神戸とホームで対戦する同40の柏は、勝てば他チームの結果に関係なく残留となる。

降格圏の18位磐田は勝ち点35。残留圏との勝ち点差は5で、残る2試合を勝ったとしても他チームの結果次第で降格が決まる厳しい状況。30日はホームで東京戦と対戦し、引き分け以下に終われば、最終節を残して降格が確定する。

勝ち点34で19位の札幌は12月1日に広島とアウェーで対戦。30日に柏が首位神戸と引き分け以上の場合、第37節を戦う前に降格となる。

◇明治安田J1第37節第1日(11月30日)

柏-神戸(14時・三協F柏)

東京V-川崎F(14時・味スタ)

町田-京都(14時・Gスタ)

湘南-横浜(14時・レモンS)

新潟-G大阪(14時・デンカS)

磐田-東京(14時・ヤマハ)

名古屋-鳥栖(14時・長良川)

C大阪-鹿島(14時・ヨドコウ)

福岡-浦和(14時・ベススタ)

◇明治安田J1第37節最終日(12月1日)

広島-札幌(14時・Eピース)

◆神戸の優勝が第37節に決まる条件

(1)神戸が11月30日の柏戦で勝利し、12月1日に2位広島が札幌に引き分け以下

(2)神戸が11月30日の柏戦で引き分け、3位町田が同日の京都戦に引き分け以下、かつ2位広島が12月1日の札幌戦で敗戦

◆磐田の降格が第37節に決まってしまう条件 

(1)磐田が11月30日の東京戦で引き分け以下

(2)磐田が11月30日の東京戦で勝利しても、16位新潟が引き分け以上、17位柏が勝利

◆札幌の降格が第37節に決まってしまう条件

(1)17位柏が11月30日の神戸戦で引き分け以上

(2)札幌が12月1日の広島戦で引き分け以下

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