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千鳥ノブ、父の死去明かす「最期の言葉」に感謝「ノルディック親父」として番組盛り上げたことも


お笑いコンビ千鳥のノブが、フジテレビの番組「酒のツマミになる話」で父親の死を明かした。ノブは、父が亡くなる前に「人生後半は膝ぞ!」という言葉を残したことを回想。これは、ノブが膝を痛めた現在の状況と重なり、父の言葉に感謝しているという。ノブの父、勝治さんは生前、テレビ番組に登場し、当時71歳で元気な姿を見せていた。父とは良い関係を築いており、父のユーモラスなエピソードを披露することで番組を盛り上げた。

千鳥ノブ(2024年3月撮影)

お笑いコンビ千鳥のノブ(44)が29日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」(金曜午後9時58分)で、父親が亡くなったことを告白した。

ノブは「体の大事にしているところありますか」とトークのお題を振ると、その理由を説明。「親父(おやじ)がちょっと前に亡くなったんですけど、けっこう前。大往生だったんで、全然いいんですけど」と明かした。

続けて「親父の最期の言葉っすかね…僕が実家帰って。家族で正月。楽しかった、またね、って東京へ戻るタクシーに乗ったら、親父がその時、もう電動の車いすで、フリーザが乗るような」と冗談まじりに回想。「それに乗って寄ってきて『おい、ノブ、窓開けろ』って言ってきて、『人生後半は膝ぞ!』」と声をかけられたことを明かした。

ノブは「僕、本当に1カ月前に膝をやっちゃったんですよ」と自身の近況を語ると、大悟「おとう、ちゃんと分かってたんやな」としみじみ。ノブは「したら何もできないんすよ。好きなゴルフもできない、仕事も歩きロケもできない。ちょっとしたスポーツ企画、ごめんなさい。何もできない。鍛えることすらできなくなって、ウオーキングもできなくなったら、どんどん弱っていく」と説明し「うわ、『膝ぞ!』だ。おとう、ありがとう、というか」と、父の最期の言葉に感謝した。

ノブの父の勝治さんは、18年放送の「相席食堂」で西川きよしに岡山の自宅を訪問される形で番組出演した。当時71歳。近所を訪れる場面では、両手につえを持つスタイルでたびたび画面にカットインし、VTRを見たノブが「おとう元気やったよ。この間まで!」と驚くと、「ノルディック複合みたいので来た」「ノルディックの親父」とツッコミを入れ、相方の大悟も爆笑するなど番組を盛り上げていた。

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