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霜降りせいや、半自伝小説が1週間で10万部突破「社会現象になれ!」高校でのいじめ経験つづる


霜降り明星のせいや(32)が、自身初の半自伝小説『人生を変えたコント』の発売記念イベントに登壇し、喜びを語った。せいやが3年以上かけて執筆したこの作品には、いじめの経験や文劇祭でのエピソードが含まれている。小説は『読売中高生新聞』での連載を基にしており、3万字を加筆して完成させた。発売日にはすでに重版が決定し、10万部を突破していることが発表された。執筆のモチベーションは自身の子どもで、子どもがこの本を読むと思うと、筆が進んだという。原稿を読んだ妻が泣いていたことも、大きな励みになった。彼はこの本を通して、読者に泣いて笑って楽しんでほしいと語った。

「人生を変えたコント」発売記念イベントに登壇した霜降り明星せいや

お笑いコンビ、霜降り明星のせいや(32)が30日、都内で、初の半自伝小説「人生を変えたコント」(ワニブックス刊)発売記念イベントに登壇した。

3年以上かけて自ら書き上げた半自伝小説で、当初は「読売中高生新聞」で全12回の連載形式で掲載。連載終了後に3万字以上を加筆して同書を完成させた。

会場に集まった報道陣を見渡し「本のイベントとか初めてなんで、こんなに人集まってくれるんやってびっくりしてます」と笑顔。

発売日の25日に重版決定し、同イベントの会見では10万部突破が初めて伝えられた。

「うれしいー!10万いきましたかー」と大きな声で喜び、「重版もめっちゃすごいことらしいですよね。あまり本の知識が無かったんですけども。出版社の方が『ホームレス中学生』と初速が一緒だと伝えてくださいました」と明かした。「一週間で10万部! 社会現象になれー!」と叫んだ。

同書は高校時代に経験したいじめの経験や「人生を変えた」文劇祭でのコントについてつづった。「当時こういった体験をしたときから、本にして自分の中で消化する、みたいなのが夢でした」と語り、「暗い話と思う我がちですけど、いじめを笑いではねのけた通過いるトーリー。所々笑えるところもありますので、泣いて笑ってほしいですね」とアピールした。

昨年9月に結婚を発表し、同12月に第1子出産に恵まれた。執筆のモチベーションは子どもの存在だったという。「日々の仕事に追われながら本を書くのもなかなか進まず…。でも、子どもがいつかこの本を読むかもと思ったら筆のスピード上がりましたね」。

妻には本になる前の原稿を読んでもらったといい「僕が夜中3時くらいに帰ってきたら、リビングで読みながらめっちゃ泣いてて。そのときに『いけるわ』って思いました。めっちゃほめてくれました」と笑みを浮かべた。

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