韓国発の13人男性アイドルグループ「SEVENTEEN」が2018年5月30日に日本デビューし、デビュー日の5月30日と5月31日の2日間、豊洲PITにてデビューショーケースを開催。1日2公演の全4公演に、のべ12000人のファンが詰め掛けました。
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SEVENTEENとは
SEVENTEENは「自主制作アイドル」と言われており、なんと作曲、作詞、振り付け全てをメンバー主導で行うのだそう!13人それぞれがボーカル、ヒップホップ、パフォーマンスのチームに属していて、それぞれが得意な分野でグループ全体を押し上げていきます。
グループ名の由来も、13人のメンバーと3つのチームで1つのグループ、という13+3+1=17という方程式からきています。
メンバー紹介
13人もいてメンバー1人1人輝けるの?そもそもファンは覚えられるの…?とお思いの方もいるのでは?ご安心ください。1人1人個性がかなり際立っております。
エスクプス
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ヒップホップチームリーダー兼 総括リーダーのエスクプスはセクシーでオーラのある外見とは裏腹にすこし末っ子気質な可愛らしい面も。しかし13人を見事にまとめ上げるそのリーダー力はメンバーお墨付き。SEVENTEENのお父さんポジション。
ジョンハン
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そのルックスと10月4日生まれなことから「天使」と呼ばれるボーカルチームのジョンハンは、SEVENTEENのお母さんポジション。天使のように優しくメンバーを見守るかと思いきや、イタズラを思いつく天才でもあり、弟達を翻弄する小悪魔な一面も。
ジョシュア
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「ジェントルマン」と呼ばれるボーカルチームのジョシュアはなんとアメリカ生まれ。英語と韓国語のバイリンガルです。甘い歌声を持つ紳士なお兄さん…かと思いきや、ジョンハンと同じくいたずらを思いつく天才、一緒にいたずらを働き弟たちを翻弄します。
ジュン
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「大陸の奇跡」とも言われる容姿をもつパフォーマンスチームの中国出身メンバーであるジュンは、その容姿からは想像しにくいたずらっ子という一面を持つギャップ王。体が柔らかく、手足を自由自在に操るパフォーマンスは美麗。
ホシ
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日本での自己紹介が「キラキラホシです!」というパフォーマンスチームリーダーのホシは、トークでは緊張しがちな男の子ですが、ステージ上でのパフォーマンスは素晴らしいの一言。目を反らせない魅力に溢れています。
ウォヌ
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低音のラップが魅力のヒップホップチームのウォヌは読書家でもあり、日本語で「月が綺麗ですね」とファンに愛を伝えるロマンチストな一面も。ぼーっとしている顔がセクシーとファンの中で話題です。
ウジ
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ボーカルチームリーダー兼、SEVENTEENのプロデューサーでもあるウジは、エモーショナルな高音の歌声を持ち、ダンスもうまく、曲作りも一手に担うという、トッピング全部のせのような天才と努力の人。
ディエイト
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ジュンと同じく中国出身のメンバーであるパフォーマンスチーム、THE8(ディエイト)は、絵や写真など様々な趣味を持つアーティスティックなグループのファッションリーダー。個人でinstagramもやっているおしゃれさんです。
ミンギュ
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グループで一番身長の高いヒップホップチームのミンギュもTHE8と同じくインスタグラマー。料理や掃除も得意で家庭的な一面を持ち、日本語の発音がとても上手なハイスペック男子です…が、実はドジっ子という噂も。
ドギョム
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メインボーカルを務めるボーカルチームのDK(ドギョム)はギャグセンスと優しさに溢れた好青年。パワフルな歌声を持っています。メンバーへ向ける優しさは人一倍。
スングァン
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ドギョムと同じくメインボーカルを務めるボーカルチームのスングァンが歌い出せば、誰もが魅了されること間違いなし。そしてトーク力が抜群で、バラエティやMCはお手の物。日本語を積極的に会話に織り交ぜてくれる姿が印象的。
バーノン
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アメリカと韓国のハーフであるヒップホップチームのバーノンは、その顔を見たら二度と忘れられないくらい整った顔立ちで、「リトルディカプリオ」というあだ名がつくほど。英語と韓国語や日本語を駆使したラップに注目です。
ディノ
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SEVENTEENで一番年下のパフォーマンスチーム、ディノは、年下ながらも、お兄さん達のトークが盛り上がって違う方向へ行った時にMCを軌道修正してくれるしっかり者。その小さな体から繰り出されるダイナミックなダンスは必見です。
しかしそんな個性的なメンバーたちも、一度ステージの上に立つと一糸乱れぬパフォーマンスでファンを魅了します!もう、一糸乱れなさが群を抜いてます。うまい表現が思い浮かばず本当に申し訳ないのですがイワシや渡り鳥の集団行動を彷彿とさせます。まさに圧巻のステージパフォーマンス。
華麗に変化していくフォーメーションや華麗なダンスの振り付けも、メンバーのホシやディノから生み出されているそうです。
合同インタビューの様子
そんなSEVENTEENが31日のお昼のイベント後に行った合同インタビューの様子をお届けいたします!
(以下、囲み取材の様子)
-無事デビューを迎えての心境
エスクプス「デビュー前から、コンサートという形で皆さんにはお会いしていたのですが、その度にたくさんの力を得て、こうしてデビュー出来たと思っています。これからもよりよい姿をお届けしていこうと思ってるので、永遠に僕たちSEVENTEENとCARAT(SEVENTEENのファンの呼称)が一緒に歩んでいけたらと思います。」
-新曲「CALL CALL CALL!」にはどんな思いが込められていますか?
ウジ「あたらしいデビュー曲なのでたくさん気を使いました。どうしたらCARATの皆の心にすっと入って、気に入ってくれるかをたくさん考えていました。疲れたり心がしんどい時、電話してくれたらすぐにでも走っていくよ!という気持ちが込められています」
-アルバムのタイトルにはどんな思いが?
ウジ「日本のCARATのみなさんが僕たちのデビューをたくさん待っていてくれた分、そのCARATのみなさんのために、僕たちが戻ってきたよ!という思いがこめられています」
ー新曲「CALL CALL CALL!」の聴きどころは?
ホシ「ちりんちりーんというところがとても印象的だと思うので、そういうところを真似して楽しみながら聞いてくださったら嬉しいです」
スングァン「力が出ない時や疲れた時、この曲を全部聞くと力がブンブン湧いてくるんですよ!」
ミンギュ「はい。」
古家MC 「はいだけで大丈夫ですか?(笑)ずっとマイクを口元にあててますが…」
ミンギュ「とても共感しました。(笑)僕も何か言いたかったんですけどメンバーのコメントが上手すぎて言うことがなくなっちゃいました。」
-イベントの感想
スングァン 「コンサートでは何度も日本に来ていましたが、デビューショーケースとして来た今回は、今までよりもっと緊張したし、もっと楽しめました!ついにデビューしたんだという気持ちを、SVENTEENとCARATお互いが心に通わせて、今日を迎えることができたと思います!」
-「CALL CALL CALL!」の振り付けのポイントは
ホシ「サビの自転車部分以外にもポイントがあるのですが、電話のポーズの表現を
セブンティーンのポーズで表現してみました!(日本語で)ありがとごじゃいます!」
古家MC「これからは電話はこのポーズでかけてねってことですね?あ、ここにもしもし専門の方がいますね」
バーノン「もしもぉし♪」
古家MC「ありがとうございます(笑)それが聞きたかったです」
-日本のアーティストで好きな・憧れている人はいますか?
スングァン「どうしても伝えたい方がいらっしゃるんですけども、僕が練習生の時に、何かの折に東方神起先輩と一緒にその人が歌っている映像を見つけたんですが…その人が徳永英明さんだったんです。レイニーブルーと言う曲だったんですが、その曲の歌詞の意味を考えたり練習の曲として使ってみたりしました。悲しい曲ですが感動を受けるような曲で、日本語の練習も兼ねてたくさん歌っていました!」
ホシ「(日本語で)み~せ~て~」
スングァン「(日本語で)モチロンです!」
レイニーブルーをしっとりと歌い上げるスングァン。とても綺麗な歌声に記者陣から「おぉ…」というため息が漏れました。
-グループとして日本での目標は
エスクプス「僕たちの目標ですか?…目標っていうのは終わりが見えないものだと思うので、達成する日がこないものだと思いますし…いつまでもいつまでも…もう少し時間が経ったら、もっと素敵な広いステージで、長い時間、たくさんCARATのみなさんと時間を過ごしてみたいと思います。」
-広いステージとは具体的にどこですか?
古家MC「あ~具体的にね!例えば東京ドームとか…」
スングァン「(日本語で)東京ドームいきたいです!」
エスクプス「いつか絶対行きたいです。(日本語で)よろしくお願いします」
-SEVENTEENの曲はどんなものに影響を受けて制作してますか?
ウジ「SEVENTEENの曲は本当にたくさんの方々の曲に影響を受けてできていると思います。メンバー1人1人の誰かの考えではなく、全員の考えから1つのアルバムが制作されるようなものなので…だからメンバー全員がこれまで聴いて育ってきた環境のなかでの影響と受けていると言えると思います。」
-メンバーから日本の皆さんへ
ドギョム「僕たちがこうして日本でデビューできるということはたくさんの方々の愛と応援があったからだと思います。その頂いた愛の分だけ、日本のCARAT、そして日本の方々にたくさんのエネルギーや力を与えて行きたいと思っています。これからも一生懸命頑張るSEVENTEENで居たいと思います。ありがとうございます。」
ジョシュア「こうして僕たちが日本でデビューすることになりましたが、本当にたくさんの方々、CARATのみなさんに愛してほしいなと思います。幸せにしてあげたいと思います。」
スングァン「まずはCARATのみなさんに待っていてくれてありがとうという言葉を伝えたいです。そして僕たちを知らない方々には、僕たちのチームワーク、パフォーマンス、歌や実力をたくさん褒めてほしいなって思います。そのためには僕たちが頑張らないとですよね。これから、カッコイイ姿をたくさん見せていきたいと思います!(日本語で)期待しててください!」
ウジ「CARATのみなさんに本当に感謝しているという言葉を伝えたいです。僕たちがデビューを迎えてこれからがスタート…もっと素敵な姿をお届けしていきたいと思います。(日本語で)ありがとございます!」
ジョンハン「まずは僕たちがデビューするにあたって僕たちのことを応援し続けてくれていたCARATのみなさんにありがとうという言葉を伝えたいです。その力のおかげでSEVENTEENがいます。デビューショーケースが終わっても、もっといい姿、もっとカッコイイ姿をみなさんにお届けしていきたいと思います。たくさん期待していてくださいね。ありがとうございます。」
ミンギュ「(すべて日本語で)まず、カラットのみなさん、本当にありがとうございます。これからSEVENTEENはいっつも頑張りますので、みなさんも、たくさん応援してください。そして、本当にありがとうございます。ほんとに…よろしくおねがいします。はいありがとうございました。」
エスクプス「(日本語で)SEVENTEENの夢についてきてくれてありがとうございます。(韓国語で)いつもCARATのそばでしっかりと歩んでいける、そんなSEVENTEENで居たいと思います。僕たちによって幸せでいてくれたら嬉しいなと思いますし、たくさん素敵な姿をお届けしていけたらと思います。ありがとうございます。」
バーノン「異国の地でこんなにたくさんの応援いただけるのは本当に簡単なことじゃないと思うんです。それにもかかわらず、たくさんの支持を受けてこうしてデビュー出来たということに本当に感謝しています。それぐらいたくさんの期待に応えられるカッコいいSEVENTEEでいたいと思います。(日本語で)ありがとうございました。」
ウォヌ「まずはたくさんの愛を送ってくださって本当にありがとうございます。これから更に素敵な曲をたくさんお届けしていけたらと思います。(日本語で)よろしくお願いします」
ホシ「(日本語で)カラットのみなさん本当にありがとうございます。……SEVENTEENが、……すいません(日本語で伝えたいが、緊張感で日本語が出てこない様子)んー…、SEVENTEENがデビューをしました。がんばります。よろしくおねがいします。…すいません!(笑)」
スングァン「緊張してる(笑)ホシ兄さんは今はこうして緊張していますがステージの上ではカリスマが溢れてしまうんですよ!」
ホシ「(日本語で)はい、キラキラホシです」
ディエイト「まずはデビューさせていただいて本当にありがとうございます。僕たちもその愛の分だけ一生懸命頑張りますので、たくさん期待していてください。これからもよろしくお願いします。(日本語で)ありがとうございます」
ディノ「本当にスタートからこんなにたくさんの愛をいただいてありがとうございます。僕たちの歌のように皆さんが僕たちを呼んでくれさえすれば、走って行って、ステージも魅せて、たくさんカッコいい姿も見せていけるように頑張りたいと思います。(日本語で)よろしくお願いします!」
ジュン「日本でデビューが出来るということで、とってもときめいているし、幸せです。これからデビューなので、もっとステージ、もっと良い姿をCARATのみなさんにお見せできるような気がします。これからも宜しくお願いします。(日本語で)ありがとうございます」
エスクプス「say the name!」
SEVENTEEN「SEVENTEEN!ありがとうございました!」
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終わりに
アルバム「WE MAKE YOU」は1日前に発売した曲にも関わらず、収録曲「CALL CALL CALL!」のコール(曲中の合いの手)が完璧に揃うCARATのみなさんの姿にすごく感動いたしました。メンバーの方々も始終、CARATのみなさんに愛を伝えていましたし、本当に愛に溢れたグループとファンの関係だなあと感じ、とても眩しく思いました。
そんな愛に溢れたSEVENTEEN、9月の4日〜6日の三日間、さいたまスーパーアリーナでライブを行うことが決定いたしました!興味を持たれた方はぜひ公式サイト(http://seventeen-17.jp)をチェックしてみてくださいね。
かくいう筆者も取材にいき、まんまと CARAT(ファン)になって帰ってきました。取材の帰りにCDショップに寄ったのはいうまでもありません…。
- Seventeen(セブンティーン) 2018年1月号
Fujisan.co.jpより