(Instagramより:@spottampa)
現地時間6月12日にアメリカ・ロサンゼルスの室内スケートパークBerrics(ベリックス)で開催されたDAMN AM(ダムナム)で、池田大暉(16歳)が見事優勝。
さらに予選を1位で通過した驚異の12歳、小野寺吟雲が準優勝とスケートボード本場の地で日本人スケーターが最高の結果を収めた。
DAMN AMの優勝者はTAMPA AM(タンパアマ)への渡航費500ドルとTAMPA AM準決勝からの出場権が与えられる他、DAMN AM上位12名はTAMPA AMの予選出場権を得る事が出来る。
※TAMPA AMとは国際的なプロスケーターを目指す者にとっての登竜門的な大会となっており、毎年フロリダ州タンパにて開催されている。
【Damn AMとはどんな大会なのか】
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タンパにあるスケートショップSpoT Tampaが2001年から主催している、アマチュアスケーターの為のコンテスト。
DAMN AMで活躍する事により、国際的なプロスケーターへの登竜門となる大会TAMPA AMへの出場権を獲得する事が出来る為、アマチュアスケーターにとって大事な大会となっている。
予選は1組3名のスケーターによる3分間のジャムセッションで得点を競う。
決勝では1分間のランを3回行い、その内のベストランで順位が決まる。
審査基準は、トリックの難易度・スタイル・テクニック・トリックの多様性・コース全体の使い方や独創性などを基準に100点満点で採点される。
DAMN AMはアメリカを中心に各国で開催されており、その年の優秀なスケーターはDAMN AM OF THE YEARに選ばれる。
※今年日本でも開催予定だったが、現在は開催未定となっている。
過去には…
2008年:フェリペ・グスタボ 2009年:ルアン・オリベイラ 2010年:アレック・マジェラス 2011年:イショッド・ウェア 2017年:イヴァン・モンテイロ などがDAMN AM OF THE YEARを受賞している。
【優勝した池田大暉、圧巻のラン】
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今大会優勝した池田大暉のランのトリックは以下の通り。
・ビガースピンフリップフロントサイドボードスライド(10段のハンドレール)
・ハードフリップ(バンクからのハンドレールオーバー)
・キックフリップフロントサイドブラントスライド(バンクからのレール)
・バックサイドシュガーケーングラインド(バンクからのレール)
・バックサイド270キックフリップ リップスライド(10段ハンドレール)
※()内はセクション名
スケーターなら誰もが憧れるスケートパークBerricsで見事にフルメイクのランを披露し、本人も喜びを爆発させた。
【Damn AMロサンゼルス2022リザルト】
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1位・池田 大暉(ダイキ)
2位・小野寺 吟雲(ギンウ)
3位・LAZER CRAWFORD
4位・浦野 建隼
5位・佐々木 来夢
6位・渡邊 星那(セナ)
7位・LUCAS ALVES
8位・ROMAN HAGER
9位・齋藤 丈太郎
10位・JONAS CARLSSON
11位・GREG RODRIGUEZ
12位・JAKE YANKO
文・小嶋勝美
スケートボードに関する情報を幅広く執筆する、スケートボードライター兼放送作家兼スケーター。10年間のお笑い芸人生活を経たのち、放送作家をしています。