
夏休み真っ盛りですね!
夏の海外旅行を控えて胸を躍らせる一方、多くの人が頭を悩ませるのが「お金」のことですよね。「総額どれくらいかかる?」「現金はいくら必要?」「両替はどこでするのがお得?」「カードの手数料は?」「カードは安全?」……考え始めるとキリがありません。
今回、デジタルバンク「みんなの銀行」で働く海外旅行好きの銀行員たちが集まり、「海外旅行中のお金のこと」について語り合う座談会を開催しました。
話題の中心は、海外での決済に超絶強いデジタル金融サービス「Revolut」と、最近待望のリアルカードも発行した「みんなの銀行」デビット。この2枚を組み合わせることで生まれる、最強の海外旅行術とは?
私たちのリアルな体験をもとに、現代のスマートな海外旅行を実現するためのヒントをお届けします!
こんな人におすすめ
・海外旅行が好きな方
・海外出張が多い方
・お得、身軽、安心な海外スマート旅をしたい方この記事に登場するみんなの銀行メンバー
・伊東:マーケティング部。新婚旅行でイギリスとフランスへ。7泊8日でヨーロッパを満喫。
・竹内:マーケティング部。フォトウェディングでフランスへ。5泊7日の旅を楽しんだ。
・新田:BaaS事業部。彼女の誕生日旅行で台湾と韓国へ。為替レートの変動を肌で感じた。
・市原(聞き手・筆者):CXOオフィス。アジア好きで、直近は友人と台湾旅行へ。Revolutの便利さを社内で広報活動中。
導入編:海外旅行の「お金の悩み」あるある!両替、手数料、割り勘……あなたの失敗談は?
海外旅行の計画は心躍るものですが、渡航先でのお金の管理は、誰もが一度は頭を悩ませる問題です。
今回は、海外旅行好きな銀行員たちに集まってもらい、リアルな「お金の悩み」を語る座談会を開催。この記事を読めば「そうそう、わかる!」と共感すること間違いなしです。
まずは旅の思い出から!行き先も目的も様々なリアルな体験談
まずは、皆さんの「最近の海外旅行」について聞きました。
竹内:一昨年入籍した妻と、フォトウェディングのためにフランスへ5泊7日で行ってきました。結婚式はしない予定だったので、せめて写真だけでもと。(みんなの銀行で「フォトウェディング」Boxを作って)頑張って費用を捻出しました!
新田:6月末に彼女の誕生日と記念日祝いで台湾へ行きました。豪華な旅にしたかったのですが、円安で為替レートが想像以上に悪く……。どこで節約するかを考えながらの旅になりました(笑)。
伊東:私も新婚旅行で先月、イギリスとフランスを7泊8日で周遊してきました。結婚したのは1年以上前ですが、ようやく実現できて嬉しいです!
市原:私も新田さんと同じく台湾へ行ってきました。友人に、みんなの銀行やRevolutの使い方を伝授しながらの旅でした。
フォトウェディング、記念日旅行、周遊旅行と、行き先も目的も様々。
楽しい思い出話で場が温まったところで、本題である「お金の悩み」に切り込みます。
世代で違う?海外旅行の「現金」「カード」にまつわる失敗談
市原:皆さんは昔の経験も含めて、海外旅行でお金に困った、面倒だった、もったいなかった、という経験はありますか?
新田:僕は大学1年生の時に、「外貨対応のプリペイドカードを使えばお得だろう」と思い込んで、旅行中ずっと使っていたんです。でも帰国後にレートを計算してみたら、現地での実際の利用額にすごい手数料が乗っかっていたみたいで……。学生だったので特にショックで。その悔しさから、海外でのお金に関心を持つようになりました。
一見、お得に見えるキャッシュレスサービスですが、海外での決済では様々な手数料、いわゆる「隠れコスト」が乗っかってくる場合もあるので、新しいサービスは事前にしっかり確認した上で利用したいですね。
竹内:昨年、メキシコに行った時、エリアによってはカードが使えないお店も多くて。僕は基本的に現金を持ち歩かないので、お店で「そこのATMに行ってくるから待ってて!」とお願いする場面が何度かあり、かなり焦りました(笑)。Revolutのリアルカードを持ってて助かりました。
スマホ一つで何でもできる時代だからこその、新たな悩みと言えるかもしれません。一方で、現金派ならではの悩みも。
伊東:大学の卒業旅行でヨーロッパに行った時がそうでした。当時は今あるような便利なサービスを知らなかったので、支払いは「現金」。友人との割り勘は、旅行中に「現地通貨」でしたり、帰国後に「日本円」でしたり。これはとても面倒でしたね。
海外旅行でよくある「割り勘問題」。現金払いだと、細かい計算が本当にストレスになります。
昔はもっと大変だった!スマホがない時代の海外事情
日本でiPhoneの発売がスタートしたのが2008年。今では当たり前のスマホですが、なかった時代はさらに苦労も。
市原:大学時代、初めての海外でフランスへ3週間弱の旅行をした頃は、まだスマホがない時代。事前にGoogleマップでお店の位置情報を調べたり、口コミ情報を得たりすることもできません。
当時はスキミングの不安からカードはほぼ使わず、空港で両替した「現金」を恐る恐る持ち歩いていましたが、残高が少なくなると不安で。両替所を見つけたら、長蛇の列であってもレートが悪くても、並ぶしかありません(笑)。今だったら、スマホで両替して、スマホでタッチ決済できてしまうので、コスパもタイパも良いですよね。
世代や決済方法によって「海外でのお金の悩み」は様々ですが、多くの人がお金に関する何らかのストレスを経験していますよね。
では、こうした「あるある」な悩みを、最新のフィンテックサービスはどのように解決してくれるのでしょうか。次のパートでは、その具体的な活用術に迫ります。
Revolutは神アプリ!海外旅行の「お金の悩み」を解決するスマート活用術
楽しい海外旅行ですが、両替の手間や、手数料の高さ、割り勘の面倒さといった「お金の悩み」はつきものです。しかし、フィンテックサービス「Revolut」があれば、そうしたストレスから解放され、旅を何倍もスマートに楽しめるようになります。
今回の座談会では、実際に海外でRevolutを使いこなす銀行員たちから、「これは神!」と思った瞬間のエピソードが次々と飛び出しました。
物理的なクレジットカードが使いづらい国でも大丈夫!バーチャルカード活用術
まず口火を切ったのは、渡航経験も豊富な新田さん。キャッシュレス化が急速に進む上海でのエピソードです。
新田:現在、上海では、小さな屋台から高級レストラン、公共交通機関に至るまで、ほとんどAlipayやWeChat Payでスマホ決済できるようになっています。
これらのサービスは以前、外国人旅行者は利用しづらかったのですが、現在では、外国人旅行者でも、AlipayやWeChat Payに自分のクレジットカードやデビットカードを直接紐付けることができるようになりました。
僕は旅行中、AlipayやWeChat Pay決済用に、(Revolutアプリ内で)新しくバーチャルカードを発行し、AlipayとWeChat Payに紐づけてQRコード(※)決済していました。こうすれば小さな屋台などのお店での支払いで困ることもないですし、スキミングの心配もありませんから。※QRコードは㈱デンソーウェーブの登録商標です。
私はRevolutのスタンダードプラン(無料会員)を利用しているのですが、事前にRevolutアプリで、手数料のかからない時間帯に日本円から中国人民元に両替しておけば、「為替手数料」もかかりません。物理的なクレジットカード(リアルカード)が使いづらい国でも、Revolutのおかげでとてもスムーズな旅行ができました。
ちなみに、Revolutが、新たに中国人民元およびベトナムドンのアプリ内での両替、保有に対応したことを発表したのは2025年4月23日のことですので、まさに最先端の活用術と言えるでしょう。
周遊旅行の強い味方!手間いらずの「外貨間両替」
続いて、新婚旅行でイギリスとフランスを周遊した伊東さん。彼女が最も便利だと感じたのは、「複数の通貨」を扱う旅ならではの場面でした。
伊東:今回の旅行では、Revolutの「リアルカード」は使わず、ほぼ「バーチャルカード」だけで過ごせたことに驚きました。
特に便利だったのは、旅行の途中でイギリスからフランスへ移動し、「ポンド」から「ユーロ」へ両替が必要となった時です。
アプリで、使う分だけポンドからユーロにサッと両替できるので、国境を越えてもお金の心配が一切ありませんでした。外貨から外貨へも、手間なく両替できるのは本当に感動的でしたね。
ポチっで請求「割り勘」機能と、安心の「カード一時ロック」機能
友人やパートナーとの旅行で便利なのが「割り勘」機能です。
竹内:奥さんと一緒に旅行に行くと、僕がRevolutで立て替えて、あとから割り勘機能で清算します。煩わしい計算が不要で、本当に楽です。
市原:私もRevolutの割り勘機能は大好きです。旅行中は、お互いが立て替えし合っていますが、夜にホテルで落ち着きながら「今日どこ行ったっけ?何食べたっけ?」と、アプリの取引履歴を見ながら、ポチっと請求するんです。それが旅の思い出を振り返る良い時間にもなって。
また、セキュリティ面での安心感もRevolutの大きな魅力。徹底したリスク管理術を語ってくれました。
新田:海外では、RevolutはApple Payでタッチ決済し、リアルカードは使わないことが多いんです。なので基本、リアルカードは使えないように、アプリからタッチ決済の設定を「オフ(無効)」にしています。また海外ATMで現金を引き出す時以外も、やはりアプリからATM引き出しの設定を「オフ(無効)」にしてセキュリティを強化しています。
この設定にしておくと、すべてを一時的に止める一時利用停止(凍結)とは異なって、Apple Pay・Google Pay ™(※)でのタッチ決済はそのまま利用できつつ、万が一、リアルカードを紛失・盗難した場合でも不正利用を防止できて安心なんです。
これらの体験談から、Revolutが単なる決済ツールではなく、海外旅行のあらゆる金融ストレスを解消し、旅そのものを豊かにしてくれる「神アプリ」であることが伝わってきます。
※Apple Pay は、米国および他の国々で登録されたApple Inc. の商標です。
※Google Pay は Google LLC の商標です。
みんなの銀行の出番!リアルカード登場で広がる「お得」と「安心」の活用術
Revolutのスマートさに加えて、みんなの銀行デビットカード(バーチャルデビット)を併用することで、海外旅行の体験はさらに快適になります。
特に、2025年5月12日に登場したみんなの銀行デビット「リアルカード」は、これまでのバーチャルデビット(Apple Pay・Google Pay決済)の利便性はそのままに、新たなメリットをもたらしてくれます。みんなの銀行ならではの強みはどこにあるのでしょうか。
JCBの優待が使える!リアルカードが拓く新たな可能性
みんなの銀行デビットカードの国際ブランドは「JCB」。
特にアジア圏ではJCB加盟店が多く、豊富な優待特典が用意されています。これまでバーチャルデビットでは利用しにくかったこれらの特典も、リアルカードがあればもっと活用しやすくなります。
新田:台湾旅行中の時、たまたま行ったお店で、クーポンを提示してJCBカードで支払うと、利用代金から10%引きになる「優待」があることを知りました。
この時は、まだみんなの銀行デビット「リアルカード」が発行される前だったので、残念ながら持っていなかったのですが、次の海外旅行からは、絶対持っていこうと思いましたね。リアルカードがあれば、こうしたお得な特典をスムーズに利用できますから。
Revolutカードと、みんなの銀行デビット「リアルカード」をフル活用すれば、海外旅行をもっと「お得」に楽しむことが可能です。渡航前には、渡航する国のJCB優待情報をチェックしておくのがおすすめです。
リアルカード「2枚持ち」が絶対的な安心感を生む
海外旅行中に「カードが使えない!」という事態は、想像以上にストレスですよね。私自身も、過去に海外旅行でトラブルを体験しました。
市原:昔の話ですが、「日帰りだから」とクレジットカード1枚だけで海外旅行を敢行したことがあるんです(今では考えられませんが)。そうしたら、現地に着いた途端システム障害が発生して、カード決済はもちろん、ATMでのキャッシングもできない状態になり、「詰んだ」と思いました(笑)。
お財布の中にあった数千円の日本円を現地通貨に両替して、なんとか一日を乗り切るという貴重な体験となりましたが、海外では「カード複数持ちがマスト」です(猛省)。
1枚のカードに依存するリスクは、システム障害だけではありません。海外旅行中にカードが利用できなくなったという体験談はよく聞こえてきます。
カード会社による「カード保有者を守るためのセキュリティ機能」が作動している場合があり、不正利用検知システムによる利用停止や、暗証番号の入力ミス、利用限度額の超過など理由はいくつか考えられます。
そういう事態に備えて、海外旅行では、「VISAブランドのRevolut」と「JCBブランドのみんなの銀行」、この国際ブランドが異なるカードを2枚持ちすれば(理想は2枚持ち以上!)、片方が使えなくても、もう片方でカバーできるという、絶対的な安心感が生まれます。
いざという時でも「即時チャージ」という選択肢
さらに、伊東さんからは、Revolutとみんなの銀行の連携プレーとも言えるエピソードが飛び出しました。
伊東:フランスのレストランでご飯を食べた時、メニュー表に値段が書いてなかったんです(笑)。お会計がいくらになるか分からないし、Revolutに入っている残高で足りるか、瞬間不安になったんです。
でも、その場でみんなの銀行からRevolutに「即時チャージ」できたので、焦らずスマートに支払いができました。この2つのサービスがあって本当に良かったと感じた瞬間でした。
このように、それぞれのサービスの長所を理解し、組み合わせることで、海外旅行のお金の管理は格段に「お得」で「安心」なものになります。次のパートでは、この「2枚持ち(以上!)最強説」をさらに深掘りしていきます。
結論:だから海外旅行には「2枚持ち」が最強!ストレスフリーな旅を実現する使い分け術
ここまでの座談会で、Revolutとみんなの銀行サービスのお得・身軽・安心という、それぞれの魅力が明らかになりました。
では、なぜ1枚だけではなく、この2枚を組み合わせて持つことが「最強」なのでしょうか。最終パートでは、海外旅行における「2枚持ち」(理想は2枚持ち以上!)の重要性と、具体的な使い分け術について議論を深めます。
なぜ、どっちか「1枚」だけではダメなのか?
市原:ずばり、なぜ海外旅行にはこの「2枚持ち」がマストだと思いますか?1枚だけではダメでしょうか?
座談会では、満場一致で「2枚以上は必須」という結論に。その理由は、過去の失敗談に集約されていました。私、市原のシステム障害体験や、下記の竹内さんのエピソードは、決済手段を一つに絞ることのリスクを物語っています。
竹内:アメリカで、急にVISAカードが使えなくなって焦った瞬間があったのですが、みんなの銀行バーチャルデビット(Apple Payでタッチ決済)で決済できて、本当に助かりました。
その時は、幸運にもApple Payが利用できるお店でしたが、海外では、Apple Pay・Google Payが利用できないお店もまだまだありますから、リアルカードの複数枚持ちはマストです!国際ブランドが異なるカードを2枚、理想はそれ以上持っておくことが、いかに重要かを痛感しましたね。
Revolut(VISA)とみんなの銀行(JCB)という異なる国際ブランドを組み合わせることで、片方が使えなくなるリスクをヘッジし、「決済できなかったらどうしよう」という海外旅行最大のストレスから解放されましょう!
旅の達人はどう使い分ける?最強の「マイルール」
では、みんなの銀行の旅の達人たちは、複数のカードをどのように使い分けているのでしょうか。ヘビーユーザーである新田さんの「マイルール」は、まさに最強の使い分け術と言えるでしょう。
新田:僕は海外保険が付帯するカードを含め、6枚ほど持っていきます。まず、航空券や鉄道のチケットなど、日本国内での旅費の支払いは海外旅行傷害保険が付帯するカード(みんなの銀行デビットカードなど)で決済して、これで万が一に備えます。
そして、海外現地での決済は、海外事務手数料がかからず圧倒的にお得なRevolutがメイン。
さらに今後は、JCBの優待があるお店ではみんなの銀行デビット「リアルカード」を使う。このように、場面ごとに最適なカードを使い分けることで、お得さと安心感を最大化しています。
海外保険、手数料、優待。全てのメリットを享受するための、緻密に計算された使い分け術です。ここまで徹底するのはハードルが高く感じるかもしれませんが、「海外での支払いは、Revolut」「JCBの優待や保険を効かせたい支払いは、みんなの銀行」という使い分けは、誰でも真似できるでしょう。
また、少し番外編的な活用法として「海外ECサイトでの買い物」もご紹介します。
市原:海外ECサイトで買い物したい時、初めて利用するECサイトだとセキュリティが心配なので、Revolutの1回きり使い捨てバーチャルカードを発行して決済しています。毎回カード番号が変わるので、海外のECサイトでも安心して買い物ができて気に入っている活用法です。
また、決済通貨を日本円ではなく現地通貨(例えば米ドルなど)に設定できるECサイトでは、Revolutの外貨建て決済も可能なので、手数料も抑えられてお得なんです。
結論、「2枚持ち」で!お金のストレスから解放され、旅はもっと豊かになる
Revolutとみんなの銀行。このカード2枚を持つことで、海外旅行におけるお金のストレスは劇的に軽減されます。両替所の行列に並ぶ必要も、割高な手数料に眉をひそめることも、割り勘の面倒な計算も、カードが使えないかもしれないという不安も、もうありません。
その結果、海外トラベラーは「海外でのお金の心配」から解放され、目の前の景色、食事、人々との交流といった、旅そのものの体験に100%集中できるようになります。
この夏休み、海外へ旅立つ皆さん。ぜひ、この「2枚持ち」(理想は2枚持ち以上!)を実践して、これまでとは違う、最高にスマートでストレスフリーな旅を体験してみてはいかがでしょうか。
※この記事はオウンドメディア『みんなの銀行 公式note』からの転載です。
(執筆者: みんなの銀行)