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経済産業省の「DX銘柄2025」にふくおかフィナンシャルグループが選定されたけど、ユーザーにどんなイイコトがあるの? 


世の中の急激な変化に対応し、日本経済の再成長を牽引する鍵として注目される『DX(デジタルトランスフォーメーション)』ですが、先日、デジタルバンクみんなの銀行が所属する「ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)」が、経済産業省などが選定する「DX銘柄2025」に選定されました。

そもそも「DX銘柄」って何?

「ディーエックスメイガラ?なんだか難しそう……」
「それに選ばれると、私たちに何か影響あるの?」

そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。大丈夫です! この記事では「DX」や「DX銘柄」とは何か、そして、このニュースが皆さんにとってどういう意味を持つのか、みんなの銀行の広報担当が分かりやすくお伝えしたいと思います。

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簡単に言うと、「DX銘柄」とは、「デジタル技術を使って、会社の仕組みやサービスをどんどん良くして、世の中を便利にしている『デジタル変革のトップランナー』企業」として、経済産業省や東京証券取引所などが、いわばお墨付き(←言い過ぎ)のようなものを与える制度です。

「DX銘柄」では、ただ新しいシステムを導入しただけでなく、「デジタルを前提に、ビジネスのやり方そのものを変革しよう!」と果敢にチャレンジしている企業が選ばれます。

「DX銘柄」の公式の説明
「DX銘柄」とは、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定することで、目標となる企業モデルを広く波及させ、経営者の意識改革を促すとともに、幅広いステークホルダーから評価を受けることで、DXの更なる促進を図るものです。

「DX銘柄」に選定された企業は、単に優れた情報システムの導入、データの利活用をするにとどまらず、デジタル技術を前提としたビジネスモデルそのもの及び経営の変革に果敢にチャレンジし続けている企業です。
出典:経済産業省 ニュースリリース(2025年4月11日)

「DX銘柄」の前身は、「攻めのIT経営銘柄」
実はこの「DX銘柄」という名前で選定がスタートしたのは2020年からで、それ以前は「攻めのIT経営銘柄」(2015年~2019年)という名称でした。時代が進むとともに、ITを「使う」だけではなくもっと大きく変えていくこと(≒DX)や、AIやビッグデータといったより最先端のデジタル技術が出てくる中で、それらを組み合わせていくことが重要になったので、「攻めのIT経営」をもっとパワーアップ(もっと大きく変化)させて「DX銘柄」という名称に改称された、という経緯があります。

今回、上場企業(プライム、スタンダード、グロース)の中から「DX銘柄2025」に選ばれたのは、わずか31社(うち、DXグランプリ企業2社)。FFGは地域金融グループとして唯一選定され(ちなみに「銀行業」では2社だけ)、しかも2022年、2023年に続いて3回目の選定となったんです!

これは、FFGが金融機関の枠を超えて、デジタル技術で新しい価値を生み出そうとしている挑戦が高く評価されたからと受け止めています。

FFGの「DX銘柄」選定は、みんなの銀行に関係あるの?

「つまり親会社のFFGがDX銘柄に選定されたわけで……」
「みんなの銀行が選定された、てわけではないんだね……?」

そして、ここからが皆さんに特にお伝えしたいポイントです。今回、FFGが選定された理由として、FFGの金融機関の枠を超えた地域経済・産業の活性化に貢献する挑戦と共に、グループ傘下のみんなの銀行のBaaS事業が高く評価されたということも評価コメントで言及されているんです。

「一歩先を行く発想で、地域に真のゆたかさを。」をグループビジョンに掲げるFFGでは、「お客さまにとって本当に良いことは何か?」を追求し、デジタルの力で新しい価値や体験を提供することを目指しています。

そんな強い想いを背景に、銀行そのものを、もっと使いやすく、もっと面白くしよう!とデジタル起点で始動したプロジェクト=デジタルバンク「みんなの銀行」は、まさにFFGのDXの象徴的な存在なんです!

ところで「BaaS」って何? 私たちに関係あるの?

「BaaSか……」
「最近は英語の省略表記が多くて分かりにくい……」

BaaS(バース)とは、「Banking as a Service」の略です。

似たような言葉だと、SaaS(サース:Software as a Service)やMaaS(マース:Mobility as a Service)などもあるので聞き馴染みがある人もいるかもしれませんが、「サービスとしての何何」という意味になります。

このBaaSを簡単に言うと、「銀行の金融機能やサービスを、パートナー企業の皆さまにAPI(※)などを通じて提供する仕組み」のことで、パートナー企業が提供する様々なサービスに組み込まれ、その先にいるお客さまへ新たな顧客体験を提供します。

※APIとは、Application Programming Interface の略。銀行と外部の事業者との間のデータ連携を可能にする仕組み。

例えば、皆さんが普段使っている、銀行以外の会社が提供するアプリやサービスがあるとします。そのサービスの中に、「お金をチャージする」「支払いをする」「残高を確認する」といった機能があったりしますよね?

実はその裏側で、BaaSの仕組みが活用されているケースがあるんです。

つまり、みんなの銀行のBaaSでは、皆さんの生活をもっともっと便利にするために、BaaSパートナー企業と(APIで)つながって「銀行機能」を提供している、というわけです。いわば、デジタル時代における金融サービスの「縁の下の力持ち」のような役割ですね!

今回の「DX銘柄」選定では、みんなの銀行のBaaS事業で、たくさんのBaaSパートナー企業と一緒に新しいサービスを生み出している点が、特に高く評価されたのでした。

今回のニュース、私たちみんなの銀行ユーザーにとっての「イイコト」は?

「BaaSが何なのかはイメージが湧いてきたけど……」
「結局、私たちにはどんなメリットがあるの?」

そうですよね、一番知りたいのはそこだと思います。今回の「DX銘柄」選定は、皆さんにとって、こんな「イイコト」につながっていくと考えています。

1.もっと便利に!
BaaSのように、みんなの銀行の技術が色々なサービスで使われることで、皆さんが普段使っているアプリやサービスが、もっとシームレスに、もっと便利になる可能性が広がります。「え、こんなところで銀行機能が使えるの?」という体験が増えるかもしれません。

2.信頼性の証!
「デジタル変革のトップランナー」として認められた(←言い過ぎ)ということは、FFG(そしてみんなの銀行)が、しっかりとした技術力とビジョンを持って、未来の金融サービスを創ろうとしていることの証明になります。皆さんに、より安心してサービスを使っていただける材料になると思います。

3.未来への期待!
今回の評価は、FFG(そしてみんなの銀行)のこれまでの挑戦が認められたと同時に、「これからもっと面白いこと、便利なことをやってくれるだろう」という未来への期待の表れでもあります。私たちはこの期待に応えられるよう、これからも「銀行」の常識にとらわれず、皆さんの生活を真にゆたかにする新しい価値・体験をどんどん提供していきます!

おわりに

デジタルを通じて、新しい銀行づくりに挑戦する私たちにとって、今回のFFGの「DX銘柄」選定は、その挑戦が正しい方向に向かっていること、そして、皆さんの期待に応えられるポテンシャルを持っていることの証であり、大変嬉しく、身の引き締まる思いです。

お客さまが(今ではなく)『次に』欲しいと思うモノを見出し、誰よりも先にカタチにして提供していく。そんな銀行であるためにグループ一丸となって前進していきますので、新しい金融にどうぞご期待ください!

※この記事はオウンドメディア『みんなの銀行 公式note』(2025年6月2日時点)からの転載です。

(執筆者: みんなの銀行)

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