小学校の頃、どうしても食べられないものが出て、お昼休みまでずっと残されていたという苦い思い出がある人、多いのではないでしょうか。
2020年6月25日に『剥かせて!竜ケ崎さん』(ガルドコミックス)第2巻が刊行となる一智和智先生(@burningblossom)が、Twitterに『ちょっとだけ時間を止める能力を持った少年がともだちを救う』と題したマンガを発表しています。
ちょっとだけ時間を止める能力を持った少年がともだちを救う。 pic.twitter.com/KhpCcYl9C1
—一智和智バーサスアース続編更新中 (@burningblossom) June 14, 2020
3秒だけ時間を止めることができるという男の子。隣の席の女の子・森崎さんに「今日こそ」想いを伝えるのかと思いきや……。
時間停止を発動させて、森崎さんの席の前に移動。机の上には給食のトレイが。
「にんじん、しいたけ、あーやっぱ高野豆腐か」と思う男の子。「オレも嫌いだから今我慢して喰ったんだよな」と思いつつ、慌てて残されたものを「今日こそ助ける!」とかきこみます。
「森崎さんいいわね。今日は全部食べるまでお昼休みなしだから。この前のだって取ってあるのよ」という先生。ですが、男の子が食べたためにお椀は空に。「なんだ、いつの間に食べたの」という先生の声に驚く森崎さんの横で、男の子は頬に食べかすをつけて、自分の席に戻っているのでした。
「給食が食べられなかった悲しい思い出を込めました」という一智先生のこのマンガ。先生の「この前のだって取ってあるのよ」というセリフも実際に言われたことがあるそうです。同じような経験をしたことがある人からは「間違いなくヒーロー」といった声も寄せられていました。それにしてもこの男の子、森崎さんと間接キスしたことに気づいているのでしょうか……。
※画像はTwitterより
https://twitter.com/burningblossom/status/1272106541315850242 [リンク]
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