魔夜峰央原作の『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)が二階堂ふみさん・GACKTさんのW主演で実写映画化。2019年2月22日に全国公開となる。
実写映画化のニュースを皮切りに、追加キャスト発表、ビジュアル解禁、ポスター・予告解禁など、追加情報が発表される度に、急上昇ワード、トレンド入りを果たしSNSを中心に大きな話題となっている本作。そんな注目作に、さいたまんぞうが歌う「なぜか埼玉」(フォーライフミュージックエンターテイメント)が重要な役割として、劇中に使用されていることが判明!
“さいたまんぞう”をご存じない人も多いだろう。さいたまんぞうとは1980年代に味のあるコミックソングで一躍有名になった歌手であり、タレント、野球審判でもある人物(ちなみに名前の読み方は、さいた・まんぞうと、「た」と「ま」の間に一呼吸置くのが良いそうだ)。
高校卒業を機に上京。たまたまバンドの先輩が、「演歌のこぶしが付けられない奴に歌わせる」という制作意図でつくられた楽曲を、当時青春歌謡しか知らなかった彼が歌うことになった。それが、『なぜか埼玉』という曲である。
メロウなメロディーに合わせて、特に埼玉の名所を歌うでも、埼玉への愛をうたうでもなく、ただただ「埼玉」というワードを織り交ぜた歌詞が繰り広げられるのが特徴だ。1981年のリリース後、タモリのオールナイトニッポンで取り上げられ話題になり、12万枚のセールスを記録。その後、彼は埼玉にゆかりのある歌を何曲か歌うことになる。『埼玉オリンピック音頭』、『なぜか埼玉海がない』、『雨の埼玉』等、とにかく埼玉の名を冠したものばかり。だが、そんな彼の出身地はまさかの「岡山県」という、とにかく不思議な人物がさいたまんぞうさんなのだ。
そんな往年のヒット曲「なぜか埼玉」が、映画『翔んで埼玉』の劇中歌に使用されていることが、本日【さいたまんぞう 70歳(古希)のバースデー】である12月9日に、満を持して解禁!
映画の冒頭、娘の結納のために車で一路東京へ向かう、埼玉在住の菅原家。埼玉をこよなく愛する父・好海(ブラザー・トム)が運転する車中では、結婚して東京に住むことを夢見る娘の愛海(島崎遥香)が、「だってダサいじゃん」と埼玉をこき下ろし、好海の機嫌が最高潮に悪くなるタイミングで、ラジオ(NACK5)から流れるのが「なぜか埼玉」。助手席に座る母・真紀(麻生久美子)がそれをなだめていると、「なぜか埼玉」の曲の終わりと共に、埼玉にまつわる都市伝説が紹介され始める。実はこれが、本作のメインストーリーにつながっている……という展開だ。いったいその都市伝説とはどんな物語を紡いでいるのか。埼玉を愛する父と、埼玉をディスる娘、そして千葉県出身の母は無事に結納会場の東京にたどり着けるのか!? そして、伝説の物語の行く末は……!? 壮大な物語が「なぜか埼玉」で幕を開ける!
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映画『翔んで埼玉』
公開日:2019年2月22日(金)
キャスト:二階堂ふみ GACKT
ブラザートム 麻生久美子 島崎遥香 成田凌(友情出演)/中尾彬/ 間宮祥太朗 加藤諒 益若つばさ 武田久美子 麿赤兒 竹中直人 伊勢谷友介 京本政樹
他【STORY】
娘の結納のため一路東京へと向う、埼玉在住の菅原家。その道中車内のラジオで、ある伝説の物語が流れ始めた。それは、東京屈指の名門校・白鵬堂学院を舞台に、生徒会長・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)と、アメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)の出会いから語られる――。見るからに東京都民の麗は、実は手形制度の撤廃を求める“埼玉解放戦線”のメンバーだった。埼玉県人を庇い立てする麗を怪訝に思っていた百美だが、何故か麗に心を惹かれていき、次第に東京と埼玉、そして千葉までも巻き込んだ抗争に巻き込まれていく――。原作:『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』魔夜峰央(宝島社)
脚本:徳永友一(ドラマ「探偵の探偵」「HOPE~期待ゼロの新入社員~」「僕たちがやりました」「海月姫」「グッド・ドクター」他)
音楽:Face 2 fAKE
主題歌:「埼玉県のうた」 はなわ (ビクターエンタテインメント)
監督:武内英樹(「のだめカンタービレ」シリーズ「テルマエ・ロマエ」シリーズ「今夜、ロマンス劇場で」他)
公式HP:tondesaitama.com
(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
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