
ブログやSNSには削除機能があって「何かあってもすぐ消せる」と考えがちですが、キャッシュが残るだけでなくスクリーンショットや『Web魚拓』が出回って炎上してしまうというケースは多数発生しています。
大阪市立大学文学研究科の増田聡准教授(@smasuda)が、小学校四年生の子どもに「ネットにまずいこと書いてもすぐに消せば大丈夫だよね?」と聞かれたという話をツイートしています。
うちの小4が「インターネットに何かまずいこと書いてしまってもすぐ消せば大丈夫だよね?」ときくので「いや。ネットに一旦書いたことはたとえ消しても保存されて絶対に消えない。だからネットにこっそり誰かの悪口書いたら必ずその誰かに届いてお前に仕返しにくる。気をつけろ」と真実を伝えておいた
—増田聡 (@smasuda) 2018年1月13日
うちの小4が「インターネットに何かまずいこと書いてしまってもすぐ消せば大丈夫だよね?」ときくので「いや。ネットに一旦書いたことはたとえ消しても保存されて絶対に消えない。だからネットにこっそり誰かの悪口書いたら必ずその誰かに届いてお前に仕返しにくる。気をつけろ」と真実を伝えておいた
これには、「こういう教育は絶対に必要」「小学生だからこそ伝えないといけない」といった反応があったほか、「インターネットは匿名だと思ったら間違い」「吐いた言葉は戻らない」とネットでは簡単に言葉を取り消せないという意見が寄せれていました。
別のユーザーからは、このようなツイートも。
画像についても釘を差しておくべきですね。
一度アップされた画像は世界中に拡散され、消えることは決して無いと。
スマホの写真は位置情報つきでアップされることもあるので、ストーカー被害者になる可能性も。—塩キャラメル|このHN使い続けることに(笑) (@Siox68) 2018年1月14日
画像についても釘を差しておくべきですね。
一度アップされた画像は世界中に拡散され、消えることは決して無いと。
スマホの写真は位置情報つきでアップされることもあるので、ストーカー被害者になる可能性も。
「大人でもわかっていない人も多い」といった声もあったネットでのリテラシー問題。そもそも「悪いことをしない」というのが大前提としてありますが、それがネットに流れると大変なことになる場合もあるということは肝に銘じておく必要があるのではないでしょうか。
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/smasuda/status/952136925653037056 [リンク]
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