ホラー通信がセレクトする今週公開の映画をご紹介します。
今週は、『ソウ ザ・ファイナル 3D』より7年ぶりの『ソウ』シリーズ最新作、『ジグソウ:ソウ・レガシー』が公開に。「前作がファイナルじゃなかったの!?」とついつい思ってしまいますが、新作が観られるとなればついつい嬉しくなってしまうのがこのシリーズ。シリーズ後半、人体損壊の派手さが強調されるようになってきていましたが、今作は派手な損壊よりもハラハラ感を際立たせたトラップ。そして、ファンほど驚くであろうツイストの効いたストーリーで、『ソウ』らしい驚きの連続する快作になっています。今作は本国でも10月27日に公開されたばかり。せっかくタイムラグのあまりない日本公開ですので、是非お早めに劇場へ!
そして、近頃ホラー・スリラー映画でじわじわ作品が増えつつある“SNSの脅威モノ”を、トム・ハンクスとエマ・ワトソンという豪華キャストで描く『ザ・サークル』が公開に。人類が隠し事なく生活のすべてをさらけ出す“理想郷”を目指す超巨大SNS企業、サークル。そこに就職した新人女性が新サービスの実験モデルとなる内に、SNSがもたらす想像だにしない事態に巻き込まれていきます。キャッチコピーは“「いいね!」のために、生きている”。……皆様、SNSは用法・用量を守って正しくお使いください。
それでは今週もいってらっしゃい!
『ジグソウ:ソウ・レガシー』 11月10日公開
<ストーリー>
遺体安置室の検視台に半裸の男。それは街中の公園で見つかった死体。死体を見つめる刑事のハロランとキース、検視官のローガンとエレノア。男が被っているバケツを外すと、顔半分がはがれ顎から上が無い。首の皮膚はジグソウパズル型に切り取られている。伝説の連続殺人犯“ジグソウ”のやり口――殺害したのはジグソウの模倣犯か?
傷の奥から抜きだしたUSBスティックをパソコンで起動すると、「ゲームは始まった。4人の罪人が犯した罪が償われるまで終わらない」 その声はまさしくジグソウ。彼は10年前に死んだはずなのに・・・。
上映館:TOHOシネマズ新宿ほか全国
この映画の記事:『ジグソウ:ソウ・レガシー』記事一覧
リンク:映画公式サイト
『ザ・サークル』 11月10日公開
<ストーリー>
世界 No.1 のシェアを誇る超巨大 SNS 企業。
憧れの企業に採用された新人のメイ(エマ・ワトソン)は、ある事件をきっかけに、カリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)の目に留まり、の開発した超小型カメラによる新サービスのモデルケースに大抜擢される。自らの24時間をカメラの前に公開したメイは、瞬く間に1000万人超のフォロワーを得てアイドル的な存在になるのだが―。
上映館:TOHOシネマズ新宿ほか全国
リンク:映画公式サイト
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