6月6日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)に出演した一般人プレゼンターの言動に、MCのマツコ・デラックス(50)がドン引きする一幕があった。
この日、番組では「トースターの世界」を放送。プレゼンターとしてスタジオに登場したのは、自宅にトースターが29台あるというパン好き主婦・青木たかこさん(51)だった。
冒頭では、青木さんの自宅を撮影したVTRが放送されたが、映像によると、トースターはキッチンに2台、リビングに1台あったほか、「パンを食べたり、パンについて考えるための部屋」という部屋にも数十台がまとめて保管されている状態。この様子にスタジオのマツコは「ご家族に謝った方がいいですよ」と早くも引き気味だった。
しかし、このトースターの多さに家族もげんなりしているようで、VTRの中では青木さんの14歳の娘が「あんまり私、そこまでパン興味ないんで。どうでもいいです」と暗い顔でバッサリ。夫も「色違いで買ったりしてるんですよね。いつ終わるんだろうって感じですね」と遠い目をしていた。
この家族の様子に、マツコは「(家族は)ガチで怒ってた」と指摘したが、青木さんは「時々ね、パンに飽きちゃうことがあるみたいで」と楽観的。三食パンの上、おやつもパンだといい、「時々泣きながら『焼うどん食べたいな』って(言ってる)」と家族の様子を暴露していた。
これにマツコは唖然。「一食パンやめましょうよ!せめて!」と訴えていたが、青木さんは「んー、多分家族で一緒に楽しめてるかなとは思っています」と発言。その後、「気分をアゲてくれる最強の家電・トースター」と、企画の趣旨を説明する青木さんにマツコが「ひとりで気分上がってるんですよ。まずは家族の気分を上げないと」と突っ込みを入れていたが、青木さんはスルー。マツコは「すごい、テコでも動かない!こんな強固な精神を……」と呆然としていた。
この青木さんの一連の発言にネット上からは、「こう言う母ちゃんているよね。家族のこと考えられないタイプ」「我が強ぇな」「家族巻き込むのは最低だな」と、ドン引きの声が集まっていた。
家族をも犠牲にするトースター愛の強い一般人プレゼンターにマツコもタジタジだった。