お笑いタレントのぜんじろう(54)が、岸田文雄首相(65)が杉田水脈総務政務官(55)の更迭を拒否したことについてツイッターで言及。皮肉を投稿したものの、ネット上から苦言を集めている。
杉田政務官は2日の参院予算委員会で、過去に同性カップルについて「生産性がない」と評したことや、アイヌ民族の衣装をめぐる発言を撤回していた。一方、社民党の福島瑞穂氏(66)は杉田政務官を「内閣の一員としてふさわしくない」として更迭を要求。岸田由章は更迭を拒否し、「職責を果たすだけの能力を持った人物」としていた。
この一連の流れについてぜんじろうは7日にツイッターを更新し、「お笑い芸人ですら、差別発言などすると番組降板など厳しい処分がある中、自民党の岸田政権ってスゴいですね」と皮肉。「差別発言を繰り返すと、総理大臣から『能力持った人物』と肩をもたれ、総務政務官でいれます(笑)」と嫌味をつづっていた。
このツイートにぜんじろうの元には、「正論です!」「ヘイト議員は国会にいらない」という賛同が集まっていたが、一方ネット上からは、「何も上手いこと言ってないし、笑いどころが無い」「ネタだとしても笑いどころがわからん」「嫌味ったらしくてネチネチしてて面白くない」といった苦言が集まっていた。
お笑い芸人にも関わらず、思想だけが丸出しのツイートにドン引きの声が集まってしまっていた。