6月21日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)にお笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘(45)が出演。まさかの行動に「笑えない」「ただの犯罪」と批判が殺到している。
これまで番組で何度もドッキリにかけられている尾形。今回は“壁や路上に作品を描く正体不明の芸術家・バンクシーと尾形が出会ったらどういう反応をするのか?”を検証するため、番組側が偽バンクシーを用意。
14日放送のドッキリ前編では、ユーチューブ動画を撮影していた尾形が何者かに追われている外国人と出会い、かくまう。そして、その人物がバンクシーだと信じ込んだ尾形は、「億だ!億!」と嬉々として路上に残された絵画作品を勝手に持ち帰り、視聴者から「ただの泥棒」「窃盗じゃん」とバッシングを浴びていた。
しかしドッキリ後半では、それ以上のヤバい行動に出ている。
あくまでも“盗まれないよう保管するため”に自宅に持ち帰ったという尾形は、その後、ライン交換していた偽バンクシーと連絡を取り、アトリエに画を持って行くことに。しかし、アトリエに入る前にユーチューブのスタッフに「隠し撮り」を命じる。
さらに尾形は、偽バンクシーがトイレに行ってアトリエに1人残されると、その隙にゴミ箱の中から偽バンクシーが捨てた画を拾い上げ自分のバッグの中へ。しかも、バレないように白紙の画用紙をゴミ箱に入れる偽装工作まで行うと、なおアトリエの中を物色。壁に立てかけられている作品をスマホで盗撮する行為にも及んでいた。
これらの行為はすべて、別室でモニタリングしている、MCのロンドンハーツ1号2号・田村淳(48)と田村亮(50)、お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也(46)やパンサー・菅良太郎(40)に筒抜け。「これ、まじダメでしょ」「これシンプルに窃盗だよ」(菅)、「パクッてるじゃない」(山崎)、「どえらいことやったよ」(淳)、「数億の窃盗だよ」(亮)と一斉にツッコまれ、笑いになっていたが……。
「結局、偽バンクシーにゴミ箱の画が消えたことを指摘され、バレないように画を返した尾形でしたが、視聴者からは『あり得ない、しゃれにならんよ』『れっきとした窃盗罪』『間違いなく窃盗やん』と批判が殺到。ドッキリだとネタばらしされた後、尾形は『欲出るでしょ、こんなのもう……全部調べましたよ。(本物のバンクシーなら)億ですよ』と弁明していましたが、何の言い訳にもなりませんよね。『泥棒のヤツ、テレビ出れないでしょ、もう!』と自分でも言っていましたが、あまり過激なドッキリは、かけられる芸人にとってはリスクでしかないのかもしれません」(芸能ライター)
尾形のこの行動により笑いが生まれたのは確かだが、はたして“窃盗未遂”と“盗撮”を簡単に笑いに変えて良かったのだろうか?