5月3日に山下智久(37)が主演を務める『正直不動産』(NHK総合)の第5話が放送。山下演じる永瀬財地の後輩・月下咲良(福原遥・23)の父・昌也(加藤雅也・59)に、「この父親何なの?」「過去の失敗から何も学んでない」とブーイングが巻き起こっている。
母子家庭で育った月下だが、その原因は父親が家を買うときにタチの悪い不動産屋の口車に乗り無謀なローンを組んだせい。そのせいで両親は離婚し、父親とは音信不通だったようだが、第5話ではその父親が会社のHPに月下の写真があるのを見つけ、突然登坂不動産にやってくる。
本音ではずっと父親に会いたかった月下は、父親が探している3LDKの分譲マンションを探すことに。父のためを思っていろんな資料を集めていた月下だったが、父は月下から紹介してもらう前にライバル会社のミネルヴァ不動産の口車に乗り、相場よりも高い中古の高層マンションを契約しようとしていた。
一方、永瀬に相談した月下は、欠陥があるとしか思えないマンションを購入するのは「情弱(情報弱者)の大バカ」と言われたことで、父親の契約を止めるべく内見現場に急いで向かう。専門家に調べてもらうとやはり欠陥があることが判明。月下と永瀬のおかげで父親は契約せずに済んだのだが、再婚のために家探しをしていた父親は娘に悪いと思ったのか、月下の元で物件は購入せずに、去っていく……という内容だった。
過去に無謀なローンを組まされて家族が破たんしているにも関わらず、今回も9000万以上もする大きな買い物を家族に相談もせずに契約しようとしたり、そもそも重要な説明さえも受けておらず相場より高い値段で買わされようとしていた父親に、視聴者からは「この父親不動産買うの向いてない」「まず9000万を内見しただけで即決とかオイオイ、ってなるぞ。」「娘のために、娘と契約してあげればいいのに。」と呆れ声が噴出している。
「最終的には、娘の気持ちを思って再婚を言い出せなかった父と、再婚することを『知っていた』と優しい嘘をつく月下という“感動話”に持っていっていましたが、月下はまだ新人で契約をひとつとるのにも精一杯。そのためSNS上では『おいおい!契約もせずに帰るって何しにきたんだよ』『せめてこの不動産屋で契約しろやー』『ツッコみどころが満載。この父親ダメすぎじゃね?』『クズな父親』と大ブーイングでした」(芸能ライター)
お涙頂戴の展開になるかと思いきや、そう簡単に視聴者は騙せないようだ。