4月27日放送のバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で行われたドッキリに批判が殺到している。
問題となっているのは、「『帰宅したらトイレに鍵がかかってる』も結構怖い説」。これまで車の中に人がいたり、自宅に人がいたりする怖いドッキリを芸人に仕掛けてきたこのシリーズだが、今回は芸人の帰宅前にトイレに大便の匂いを仕込んだ上でカギをかけておくというものになっていた。
仕掛けられた芸人は、一様に中に不審者がいることを警戒したり、中の強烈な臭いに困惑したりしていたが、お笑いコンビ・ロングコートダディの兎(33)からドッキリがエスカレート。カギと激臭に加え“本体”を追加していた。
兎は帰宅後、長時間トイレに入らず一度就寝して目覚めてからトイレに行ったため、「人がいる」という恐怖は感じず。ドアの故障と思い込み、すぐにコインを用意して解錠。しかし、その瞬間激臭をくらって「ヴェ」「ヴォオェエッ」などと吐き気をもよおし、中の“本体”を見つけて「気持ち悪い……」などと呟きながら流していた。
その後も“本体”アリのこのドッキリにかけられた芸人たちが、みんな一様にえずきながら激臭に困惑する様子が放送された。
しかし、このドッキリに視聴者からは「気持ち悪い」「マジで悪趣味」「不快すぎる」「何が面白いの?」という批判の声が続出している。
「人が激臭にえずく画は見ていて決していい気分になるものではなく、遅い夕食や夜食を食べながら見ている人も少なくないため、気分が悪くなってしまった人も多くいたようです。なお、番組によるとこの本体は本物ではなく『ほぼほぼウンコの材料で作られた精巧なニセモノ』とのことですが、画面上ではモザイクがかけられており、本物もニセモノも分からない状態。いずれにせよ、多くの人の不快感を煽ったことは間違いないようです」(芸能ライター)
この日の後半では「コンプライアンスでがんじがらめにされても従わざるを得ない説」を放送。番組収録時、スタッフが出演者に「コンプライアンス」を理由に、さまざまな制限をかけるというドッキリになっていたが、今回のトイレドッキリはコンプライアンス以前の問題だったかもしれない。