波瑠(30)が主演を務める月9ドラマ『Night Doctor』(フジテレビ系)の第6話が放送されたが、ツイッター上では“#ナイトドクター”とハッシュタグをつけた上で日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)で鈴木亮平(38)演じるTOKYO MERのチームドクター・喜多見幸太を求める声が相次いだ。
同作は、2024年度から施行される医師の働き方改革のために試験的に導入された夜間救急専門を担うナイト・ドクターたちにスポットを当てた“青春群像医療ドラマ”。
6話では、工事の事故現場に出動要請が入り駆けつけるも、深澤新(岸優太・25/King&Prince)は自分に自信が持てず、患者の処置を朝倉美月(波瑠)にすべて任せてしまう。危険な資材の山で処置にあたる朝倉だったが、昼間に救急クリニックで副業していたこともあり立ちくらみを起こし高い場所から落下。一時的に意識を失っていた朝倉だったが、意識が戻ると患者の処置を再開。しかし、すべての患者の処置を終えたあと朝倉は再び意識を失って倒れ、救急搬送。一足遅ければ、命にかかわるところだった……というストーリーが描かれた。
結局、成瀬暁人(田中圭・37)の処置により2週間後には元気に復帰した朝倉。後半は、頑張りすぎる朝倉をドクターの仲間が心配したり、深澤がようやく現場でも患者の処置ができるようになり朝倉から「チキン卒業」と言われて喜んだりと絆が深まっていったのだが……。
救急救命医としてドクターカーで駆けつけておきながら自分では何も判断できない深澤に対し、ネット上では「こんなドクターに診てもらいたくない」「私が患者だったら絶望する」などの声が続出。対して、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の喜多見医師は、どんな危ない現場でも患者の命を優先し、患者が不安にならない声かけを必ずしている。また、MERのチームメンバーには、医系技官の音羽尚(賀来賢人・32)やハイパーレスキュー隊の千住幹生(要潤・40)など頼もしい人材が多いことから、月9ドラマの放送中にもかかわらず、ツイッター上では「ここに喜多見先生がいてくれれば」「頼む、MER呼んできて。すぐ解決するから」「自分が患者の立場だったら救急時にはMERに来てほしいと思ってしまった」との声が相次いでいた。
「『Night Doctor』は、オリンピック期間中の2週間休止していましたが、『TOKYO MER』は休まずに放送。その間、ポンコツだと言われていたMER研修医の弦巻比奈(中条あやみ・24)は医師としてかなり成長しましたが、『Night Doctor』の深澤は相変わらずポンコツのまま。最後にチキンを脱却していましたが、あまりの頼りなさに“医師としての力の差”を感じた視聴者は多かったようです」(芸能ライター)
視聴者から見て「もし、自分が患者だったら……」と考えた際、今のところ『TOKYO MER』のドクターたちが優勢のようだが、果たして視聴率対決ではどちらに軍配があがるだろうか。