2月26日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で、有吉弘行(46)のドン底時代の営業について明らかになり、反響が集まっている。
きっかけとなったのは、人の楽しみ方が変わってきているという話題。マツコ・デラックス(48)は、「昔は温泉行こうがどこへ行こうが、みんな満喫してやれ!って思ってたじゃん。私、結構ずっと(旅館で)卓球台すら見ていないな」と明かし、そこから温泉旅館での楽しみ方についてふたりは盛り上がっていた。
そんななか、幼い頃の思い出としてマツコが琵琶湖のほとりのホテルに行った際、演歌歌手の川中美幸(65)がショーをやっていたことを明かすと、「すごい旅館だね。まあ、でもそういう時代だよね」と相槌を打ちつつ、「俺、逆に杉乃井ホテルで一週間営業やったことあるよ、泊まりで」と、売れていない時代、別府の有名ホテルで泊まり込みの営業を行っていたことを暴露した。
マツコはこれに「結構いい営業じゃない」と感心していたが、有吉は「ただ、人気ない頃だったころだからさ、『歌うたってほしい』って言われて、結構辛かった……」と当時を思い出して苦笑い。「人気ねえから外にも出たくないしさ」と存在は知られていたものの、その時は人気がなかったため観光地で他人にも会いたくなかったとのこと。「ずーっと杉乃井ホテルに(いた)」と自虐すると、マツコは「……いい話よ!」と有吉にエール。有吉は「なかなか温泉旅館1週間泊まり込みの仕事ってないよね」と振り返り、「(温泉も)お客さんと入るんだから。人気ないから」と明かしていた。
この有吉の暴露に視聴者からは、「その頃があるからいまの有吉があるんだろうな…」「今だったら考えられないな」「一度ブレイクしただけに辛かっただろうな」という声が集まっていた。
「有吉といえば、1996年にお笑いコンビ・猿岩石として『進め!電波少年』(日本テレビ系)の旅企画で大ブレイク。CDまでリリースし、知らない人はいないほどの人気をほこりましたが、その後急激に仕事が減ることに。数年のドン底時代を経て、毒舌で再ブレイクを果たしました。そのドン底時代についてはこれまでにもたびたび言及していますが、あらためて具体的なエピソードを聞き、驚愕した視聴者も多かったようです」(芸能ライター)
マツコはもちろん、視聴者までもしみじみとさせた暴露となったようだ。